先日大きな菊の鉢植えを買った市場の花屋はこんなところである。
簡単な包みで、鉢植えなどは緑色のビニールに入れて売っている。花束などにしたい場合は、自分でラッピングしなければならないが、そういう手間もかけていいかな、と思うくらい、安いし、新鮮で長くもつし、立派で綺麗である。
つまり、あまり多くの種類があるわけではなく、そのときそのときの季節の新鮮な花をとても安く売っているのだ。春には水仙やチューリップを山のように買ったし、8月の終わりごろは大きなヒマワリを10本くらい担いで買ってきた。先日の主役はダリアだった。
一束1ユーロ50セント、三束で3ユーロである。この紫色のを三束と、白いのを一束買ってきたのがこれ。日本円で600円ちょっとだ。
ダリアは、ベランダで育てていたのだが、綺麗に咲いたところで肥料をやりすぎて枯らしてしまい、とても悲しかった。その代わりというわけではないけれど、なんだか嬉しい。見事な花とボリュームで、家の中がパッと明るくなった。
同じ花屋に、今も菊の鉢植えが売られている。でも、私のもらった黄色のはもう無い。
この記事へのコメント
みほ
ドイツの菊は少々趣を異にしてるようですね!
めぎ
みほさんの地方で作られている菊は、お仏壇用ですか。
お花のイメージって、国や文化によって全然違いますね。
みほ
そうでないキクも栽培しております。
家の庭と畑でも、植えて観賞しております。
お手柔らかに願います。
めぎ
モノ知らずの私は、菊の花を観賞したことが、つい最近までなかったのです。
お仏壇用の菊を買いに行かされたことが子どもの頃に何度かあって、その記憶が強いのかもしれません。
でも、ドイツに来たおかげで、目から鱗、菊を愛でる心が芽生えました。
可愛い花ですよね。