オアフ島の前にビッグアイランドに8日間、その前にサンフランシスコに3日間、さらにオアフから日帰りでカウアイ島へ行った話もあるのだが、次はどれからにしましょ?
今日から数日は旅行話をちょっと中断して、ドイツの風景をどうぞ。
日曜日、うちから車で10分のノイスという町へ、大聖堂を見に行ってきた。
ノイスは、ローマ帝国時代の遺跡が発掘されているくらいの古い町。
だから、近代以降の歴史しかないデュッセルドルフと比べると、ずっと歴史が長い。でも、近代以降はデュッセルドルフにお株を奪われ、今はベッドタウンのような位置づけになってしまった。また、戦争で爆撃されてしまったので、全て建て替えたものしかないことも残念である。
この大聖堂は、ドイツ語でMünster(ミュンスター)という。ミュンスターという町が北の方にあるが、ミュンスターはもともとは修道院付きの教会堂、または司教座聖堂という意味。
建物はロマネスク様式をバロック様式で改装したもの。
冬は木の葉がないから全景が見えやすい。
さて、中に入りましょ。こちらがドアノブ。
中は静まりかえっていた。
派手ではないが、美しい祭壇。
箱の中には、ハドリアヌス皇帝(117-138)の支配下で迫害にあった殉教者の骨が入っているとか・・・
入り口横には、キリストが洗礼を受けている絵の描かれたタペストリー。
その反対側には蝋燭の火が。
これを灯しに来る人は絶えない。一つ一つの灯火に、人々それぞれの想いが篭もっている。
こういう風景を見ると、ああヨーロッパだなあと感じる。
この記事へのコメント
Ballacki
ライオンの顔がついたノブ、たくさんの人に握られ、擦り減って丸みを帯びて艶が出ていますね。
Münsterの中は人がいないせいか、より静けさを感じますね。
こういうところに座って瞑想すると穏やかな気持ちになりそうですね。
蝋燭の灯り、大好きです。
gehirn
特にドイツは痛手が大きすぎです。
今歴史で、第一次大戦から第二次大戦あたりを
やっているのでドイツがよく出てきます。
ドイツにおけるキリスト教の文化は
ローマ・カソリックより親しみがもてます。<個人的感想
elmarit
ひろころ
ドアノブ気に入りました♪ 飾っておきたい(^^)
次ねえ.ビッグアイランドもサンフランシスコも気になるな~ 楽しみです!
とよっち
厳かな雰囲気が伝わって来ました。
留守中にもコメントありがとうございました。
過去記事は、後ほど拝見させていただきます。
hinako
荘厳な写真にしばし見入ってしまいました。
引越しが済み、ぶじネット環境もととのったのでまた遊びにきます。
ことしもよろしくおねがいします。
どらっち
キリスト教徒じゃないからかな・・・。
hihimama
蝋燭の灯り。。美しいですね。。
ぽりぽり
ake_i
それにしても旅行に、お住まいの身の回り・・・・どれもため息がこぼれながら拝見しております。ゆったりとした暮らしぶりに、アクセク。。。アクセク。。。
の自分の周りが少々。。。。。。(-。-)y-゜゜゜
めぎさんのご近所に住んでいるつもりになってこれからも訪問させていただきます。よろしくお願いします~~~~♡
修道院付きの教会、異国の素敵なお時間がそこにありますね。
rock
知り合いの顔に、良く似ています。笑
9枚目の写真、きれいに露出がまわってるなぁ。。
NORIKO
私も主人も海が大好きなので、羨ましいです〜〜。
ノイス、懐かしいです。この教会には入ったことなかったのですが、とても素敵ですね。静寂な雰囲気が伝わってきます。
wakatate
変ったドアノブですね、開けるのには、押すのかな!
内部の作り、余分なものは無くて良いですね。
manamana
すごく素敵です。
戦争後の建築が多いのも、一つの歴史、
こういう街も興味深いものがあります。
Baldhead1010
rose
大聖堂の外見も、そして中もすごくキレイですね。
あんまり古い建物が残ってない街ですか~。
残念ですね…
miffy
ステンドグラスの形がかわいらしいですね^^
ひとつひとつ違う時代の聖母子が素敵です。
krause
教会好きのaruには堪りません。
ドアノブも凝ってますね。
でも何だか握るのにも勇気がいるわね。
普段の行いが悪いと噛みつかれそう!!
ララアント
東京否日本列島 ・・・去年までの温暖化と課した冬は何処えやら・・・
厳しい寒気に覆われています。
ノイス(ドイツ)の町並みも やはり寒そうな風景ですね!?
いさ
素晴らしい大聖堂ですね。
117年て・・・ええと、日本では何時代なんだろう?弥生か古墳時代くらいかしら。 も~のすごく古いですね。
もとこさん。
ada
misaboo
いま、どのくらいの気温かなぁ?
東京は23日、雪が少し積もりました。
寒くて、唇が、麻痺してふがふがしちゃいました。
めぎ
ノイスの話にコメントとniceをありがとうございます。
冬のドイツはだいたいこんな天気です。一週間仕事に追われて非常に慌ただしく、でも時差や疲れでまだ宙に浮いたような心持ちで過ごしたので、日曜日の午後、思い切ってちょっと隣町へドライブしてきました。ドイツ的なものに静かに触れたことで、少し落ち着いてきました。天気が良くないので写真が沈んでますが、ドイツの普段の雰囲気を感じていただけるのではと思います。
最近は天気は悪いけれど意外に暖かく、2℃から7℃くらいです。デュッセルドルフはもともと雪の少ない地方ですが、全く降らないのはなんだか気持ち悪いです。
そういうのもステキですよね。
家から10分で・・・こんなステキな・・・
うらやましいです。
たいちさん
せーらーむふ〜ん
もう言葉はいらないなぁと思いました。
めぎ
冬のヨーロッパは、普段の様子を見るには最も適していますね。夏の観光シーズンでは味わえない、落ち着いた独特の雰囲気があると思います。寒いのは嫌ですが、人が少なくてじっくり見られるところがお勧めです。でもやっぱり、緑豊かで日の長い夏に旅行に来ていただきたいですね。
matsui
日本の線香みたいな感じなんですかね。
めぎ
そうですね、この蝋燭は、聖母子に祈るという目的の他、懺悔の代わりに蝋燭を灯して自分と対話している人や、寄付のつもりの人など、様々ですよ。