笛吹

イースター休暇もお仕舞い。ハワイの話も終わってないし、その前に行ったサンフランシスコも手付かずだけど、それらは後回しにしてイースター休暇の旅をご紹介。

まず、ハンブルクへの旅の途中で休憩した町、ハーメルン。
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実際の教会と、その隣の仕掛け時計で有名な結婚式の家。
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綺麗な建物がいっぱい。
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家の壁も凝っている。
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でも、なんと言ってもここで有名なのは、この人。
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この人が笛を吹いたから、ネズミが退治されただけでなく、130人もの子どもたちが消えてしまったのだ。
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それは、1284年6月26日のこと。歴史的事実なのである。と言っても、本当にネズミ捕りの笛にさらわれたのかどうかはもはや分からない。


ネズミ捕りの家はこちら。
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ここは、レストラン。
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メニューはこちら。
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せっかくなので、ハーメルンの祝日スープとやらを食べてみましょ。
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中身は、白アスパラと肉団子とにんじんとジャガイモ。結構質素だけど、これが昔はお祝い用だったのだろう。

この店には、ネズミ・キラーというハーブ・リキュールと・・・
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パンでできたネズミさんたちが売られているようだ。
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ネズミ捕りの家の横道は、音楽が禁止されている。通りの名前自体が、「舞楽禁制通」という。
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さて、さらわれないうちにハンブルクへ行きましょ。
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♪ お知らせ ♪
先程からコメント入力ができなくなりました。自分のブログにも、みなさまのブログにも。できるようになるまでniceだけでお邪魔しますね。

この記事へのコメント

  • マダム・リー

    ひゃぁ、ネズミ・リキュール・・じゃなくてネズミ・キラーね・・
    びっくりした。
    それにパンのネズミ。結構リアルでドキドキします。
    それにしても子供たちの行方は? 本当にあった出来事なら
    おっかないですね。
    2008年03月28日 07:21
  • Ballacki

    ドイツの建物は綺麗ですね~^^だいたい高さも同じくらいだし、見た目もすっきり^^ 日本はデコボコすぎて、新しいビルやらマンションやらでなんだかつまらないです。
    Ratten Killer、飲んでみたかったりして^^;
    2008年03月28日 07:29
  • とよっち

    子どもたちが消えてしまったのも
    歴史的な事実だったのですね~
    「舞楽禁制通り」
    罰金とかあるんでしょうか?
    2008年03月28日 08:24
  • ひろころ

    笛を吹いたら子供が130人消えた?! 衝撃的だ(゜ロ゜;)
    レストランの中が~めちゃかわいいです♪
    ほんとドイツの建物は良いですね(^^*) 色調が揃っていて綺麗☆
    2008年03月28日 10:24
  • たいちさん

    以前、テレビでここのネズミ祭りの様子が放送されました。可愛い街並みですね。ドイツ語のメニューは、チンプンカンプンですが、手頃なお値段のようですね。
    2008年03月28日 10:56
  • いつも楽しく、しかもいろいろと教えていただくことが多く、勉強させていただいています。
    ネズミとりの家には過去1度行ったことがあり、懐かしく写真拝見しました。
    ここで食べた野菜サラダの量の多さには、それだけでおなかいっぱいになりそうで驚きました。しかしドイツはどこでも野菜もリンゴなど果物もおいしいですね。
    2008年03月28日 11:03
  • gehirn

    建物の装飾はほんとにすごいですね。
    さすがヨーロッパという感じ。
    窓が建物のアクセントになってますね。
    2008年03月28日 11:07
  • もんちら

    こんにちは。はじめまして。
    たろちぅさんところからきました。
    ドイツ、めっちゃ好きです。。。

    あのお話はドイツのお話だったのですね(ハメルン?の笛吹き男でしたっけ。。)
    2008年03月28日 11:25
  • いとお

    すごい素敵な建物がいっぱいの町ですね!
    そうそう、そんなお話ありましたね!
    なんだかすごい久しぶりに聞いた感じ(^^)
    いまいち詳細が思い出せない。。。(^^;
    2008年03月28日 11:35
  • miffy

    ドイツの街並みって綺麗ですよね~
    ハーメルンにはねずみのしっぽ料理っていうのもありますよね^^
    夏には笛吹き男の野外劇もあるみたいだし・・・
    いつかまた紹介してくださいね~
    2008年03月28日 14:16
  • rino

    今から20年ちょっと前、ベルリン駐在時代に
    私達もここ、ネズミ捕りの家のレストランに入りました!
    でも食事をしたか・・お茶だけだったか・・何を食べたか・・
    忘れてしまっていて。。
    パンでできたねずみは売っていたかしら~~?
    メルヘン街道のかわいい町でしたね!
    2008年03月28日 14:19
  • nao

    ネズミパン。リアルすぎて、食べるの躊躇しちゃいそうですね。(^-^;
    2008年03月28日 15:14
  • 夢空

    みなさん同様、私もねずみのパンがあまりにリアルで・・・^^;
    ここまでリアルに作れるところが凄いっと思ってしまいました☆
    2008年03月28日 15:19
  • てんとら

    やっぱり素敵な街並だなぁ~・・・こんな所に行ける日がくるだろうか・・・^^;
    それにしてもネズミさん大プッシュですね~!
    2008年03月28日 15:35
  • くっさん。

    ドイツは、建物が可愛らしいですね。
    内装もカラフルでいいなぁ。写真に写りこんでいる古めかしいレジスターもいいなぁ。
    また、行ってみたくなりました。

    ソネットには困りものですね。また改行がおかしくなってる方もいらしたし…。
    はやく直ることを祈ってます!
    2008年03月28日 15:47
  • フェイリン

    素敵な街並みですね。
    テレビ番組を見ているようです!
    2008年03月28日 16:10
  • misaboo

    おとぎの国みたい。
    細かな所まで、こだわった奇麗な家ばかり。
    お散歩してみたいです。
    2008年03月28日 16:32
  • rock

    音楽禁止されてるってことは、
    お土産で、その「笛」も売ってない??
    ハーメルンの笛吹き男は、諸説があり、大変興味深い史実です。
    2008年03月28日 16:40
  • ゆっきぃ

    大きくてきれいな町並みですね(^^)♪
    音楽禁止の通りがあるなんて!!
    それに、子供が消えてしまったのが
    事実だったって初めて知りました;;;
    どこに行っちゃったんでしょうか。。。
    2008年03月28日 16:59
  • Inatimy

    額の中の赤い文字は、ロンバルディッシュ体ですね。
    カッコいい♪
    私は、メニューの中では、オーブンポテトの香草ソース♪ 
    でも、燻製サーモンの西洋ワサビクリームか、
    北海海老(カニ?)か、悩むところ・・・。
    2008年03月28日 16:59
  • ぽりぽり

    ハーメルン行きたいです。めぎさんの写真をたよりにドイツの地図を開きましたよぉ~。 ねずみ料理?でしたっけ。。このレストランで食べてみたいです。。 しかし街全体が未だに童話の世界みたいですね。
    2008年03月28日 18:02
  • もとこさん。

    今晩は家のココ猫に笛吹き男の話をしてやりましょう。でもこの子はきっとねずみを見たことないですね。
    2008年03月28日 18:35
  • MOCOMOCO

    笛吹き男の話は実話が元になっているんですね~。
    家があるのは知りませんでした!
    ねずみのパンが可愛いですね^^
    2008年03月28日 20:10
  • blume

    建物を見て歩くだけでも楽しそぉ~
    どの建物も可愛いです~(*^_^*)
    パンで出来ているとは思えないネズミさんですね!!
    2008年03月28日 20:10
  • あかえび

    子供が行方不明になったから、「舞楽禁制通」なんて名前がついたんでしょうか。それなら、724年前からですか^_^;
    ハーメルンの祝日スープは、一見簡単そうですが奥が深そうなスープですね~(^^♪
    2008年03月28日 20:41
  • ララアント

    400年も前の建造物が こんなに綺麗に残っているとは
    驚きです。
    ホッホツァイハウス・・・何故 結婚式の家というのでしょうねぇ?
    ガイドブックには 内部は非公開となっています。
    保存するためとは思いますが・・・!?
    いつも思いますが 画像が素晴らしいですね。
    2008年03月28日 21:52
  • Ranger

    歴史がいっぱい詰まっているヨーロッパの街並み
    素晴らしいですね
    2008年03月28日 22:05
  • せーらーむふ〜ん

    笛で子供たちが・・・!!そんなお話が!?
    知りませんでした~!!
    ネズミのパン・・・かわいいけど食べるのは勇気がいるなぁ(^^;)
    仕掛け時計、どんな仕掛けなのかなぁ(^0^)
    2008年03月28日 23:12
  • きぃ*

    きれいな街並みですねぇ。
    娘はそれにあこがれて、将来は外国に住むんだ、って。
    小5から英会話だけは嬉しそうに通っているので
    本当にあの子は海外へ行ってしまうような気がする…
    2008年03月28日 23:35
  • ケイクス

    本当は怖いグリム童話みたいな。。。
    真実は小説より奇なりって言いますもんね。。
    ネズミパン、インパクトある〜
    2008年03月29日 01:08
  • めぎ

    >みなさま
    ハーメルンの話にコメントとniceをありがとうございました。
    このお話は、ネズミが増えて困っていた町に笛吹男が訪れてネズミ退治をしてくれたのだけど、町が約束の謝礼を払わなかったので、大人が教会にいっている時間帯に笛吹男が現れて笛を吹き、子どもたちを洞窟へ連れ去ってしまった、というものです。笛吹男が何者だったのか、実際にその子どもたちはどこへ連れ去られてしまったのかは、もはや謎ですが、突然子どもたちがいなくなったのは史実のようです。東方へ植民に連れ去られたのではとか、疫病が流行ったのではとか、色々研究されています。この事に関し、阿部謹也という学者が「ハーメルンの笛吹き男」という本をちくま文庫から出しています。
    音楽が禁止されている通りの名前は、15世紀の地図に書き込まれています。ですから、その事件のあと、15世紀までの間にその通りがその名前になったものと考えられます。
    ところで、パンでできたネズミは食べられません。パンで作ってはいるけれど、コーティングされていて、食べ物として売られているわけではないのです。お土産として笛が売られているのは全く見かけませんでした。
    このレストランにはこの伝説にちなんで名付けられた「ネズミのしっぽ料理」というのがありますが、原材料はネズミではなく豚肉です。ドイツの人はネズミは食べません。
    結婚式の家は、17世紀頃には実際に市民の結婚式に使われていたそうです。今は、市の公文書館のようですね。この建物のテラスで夏の野外劇(ネズミ捕りのお話を劇で上演)が行われているとか。仕掛け時計もそのお話を描いたものですよ。
    2008年03月29日 06:36
  • YAP

    すべてがメルヘンチックですね。
    その場所にいるだけで楽しくなりそうな街ですね。
    2008年03月29日 10:05
  • michael

    かわいい街ですね。是非遊びに行ってみたいです。フランクフルトからだと日帰りできそうですね。
    2008年03月29日 13:26
  • パトラ

    町並みがきれいです!
    歴史を感じます!
    2008年03月29日 23:54
  • Mimosa

    ハーメルンの街の建物や飾りや看板・・・、どれも美しく可愛いですね...♪私はこういう街並み大好きだなぁ・・・。
    ねずみ退治の話が歴史に残るなんて、面白いです!パンで出来たねずみは可愛いけれど、これって飾るものかしら?食べるとなると・・・、ためらっちゃいますよね~!?
    2008年03月30日 00:26
  • めぎ

    >みなさま
    ハーメルンへフランクフルトから日帰り・・・まあ、できなくもないでしょうねえ。でも、ゆっくり野外劇など見るとなると、結構しんどそうですね。
    こういう可愛らしい町があちこちにあるところが、ドイツの良さですね。
    2008年03月30日 09:52
  • たろちぅ

    ネズミキラーと、ネズミパン欲しいなあ。かわいい^ー^
    2008年03月30日 16:23
  • めぎ

    >たろちぅさん
    いつかここへ行くことがあったら、ぜひぜひお土産にしてね!
    2008年04月13日 07:57
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