東欧の話は数日後に。
今日も7月5日のお話。
フライブルクをあとにしためぎたちは、いよいよ黒い森へ。

岩の頂に十字架や・・・

大鹿がいたり・・・(これは作りモノ♪)

綺麗なせせらぎがあったり・・・

ジャンプ台があったり!

ティティ湖は、観光地♪

ボートに乗っている人もたくさん。

ぼくたちも。

シュヴァルツヴァルトの特徴的なおうちのからくり時計。

ティティ湖は本来、保養地。文字通りの意味の、本格的な保養地。だから、Kurhaus(クアハウス)がある。

このクアハウスにはお風呂があるわけではなく、ここにKur(クア)に来る人たちが退屈しないよう、バレエや演劇などを上演している。クアは、お風呂に入るクアではなく、森林浴や日光浴、夏ならティティ湖での水浴など。医者がティティ湖でクアをするように、という診断書を書くと、ここで数週間クアをするという仕組み。
さて、このティティ湖から車で10分程度のところに、Neustadt(ノイシュタット=新しい町)という町がある。

そこで、うちのドイツ人は30代後半を過ごした。あ、クアじゃないですよ~仕事で。今タイにいる友人も、ここにいた時代に出会った人なんだとか。
Lieber Cornelis, erinnerst du dich?


うちのドイツ人は、港町でプロテスタントで開放的な大都会のハンブルク育ち。そこから、カトリックで保守的で森に閉ざされた小さな保養地へ。カルチャーショックは相当大きかったらしい。仕事でも結構海外に行っていたようだけど、小さな町の暮らしは若かりし彼には退屈で、休暇を取ってはパリやら日本やらタイやら旅をしたそうだ。

ここへ来るのは彼も十数年ぶり。若き時代は過ぎ去ってしまったが、この町は今もその当時と変わらずにある。

この記事へのコメント
tanpopo
ドイツ人さんは、かつてご自分が過ごした町を、めぎさんに
見てほしかったんですね。ご夫婦の愛情を感じます♪
Inatimy
若い頃に行った町に、再度行ってみると、
また違ったものが見えますよね。
hatsu
「自分の過ごした町を見せたい」って、
ステキな気持ちですね。
とっても感動しました^^
matsui
bonheur
ドイツ人さん、昔日本にこられたことがあったのですね。昔からめぎさんとはご縁があったのだろうなあと思いました。
ララアント
今日も 朝から 大変 暑いです。
ざぁっと 目を通しましたが もう一度 改めてお邪魔します。
もんとれ
>大鹿がいたり・・・(これは作りモノ♪)
(゚◇゚) ・・・アレ?
YAP
その気持ち、よくわかります。
私も自分の見た景色でかみさんに見せてあげたいのはたくさんありますから。
miffy
緑に囲まれた素敵な町なのに暮すのは退屈なのかしら・・・
もとこさん。
luces
やよい
ドイツ人さんにも思い出のある地だったのですね。
めぎさんに是非見て欲しいというお気持ち、とてもすてきですね。
ぽりぽり
yukitan
チバップリン&マリエ
たろちぅ
大鹿、フェイクなん?こんなサプライズ嬉しいなあ♡
wakatate
おうちのからくり時計、動く所を見たいですね。
たいちさん
「クア」という意味を、誤解していましたね。
kaz777
kaz777がかよっている心療内科の先生も『ティティ湖でクアを
するように』、という診断書を書いてくれればいいのに。
いさ
2週間くらい欲しいなぁ~。
めぎ
ティティ湖の話にコメントとniceをありがとうございました。
多くのみなさまがここでクアをなさりたいとのこと、たしかに、この写真の様子を見ると楽しそうですよね!でも、クアというのは「あなたは病気です」というお墨付きでここに少なくとも3週間以上、たいていは6~8週間滞在し、決められたクアのプログラムをこなさなければならないんですよ~その間、どこかに行くことも許されないし・・・かなり閉じこめられた診療生活を送ることになります。でもまあ、たしかに、会社は大手を振って休めるし(医師の診断書があると会社は働かせるわけにいきませんから)、それに、これは病気治療のための休みなんで、休暇はそれとは別に取ることができるので、ほんと、それほどの大病でなければ休みいっぱいで楽しいかも・・・??
うちのドイツ人が初めて日本に来たのは80年代です。その当時は、「あ、外人だ~」と手を振られたそうです。ちょうどその時期、私はドイツにいたんですよ。まだドイツに壁があった時代です。我々は当時全くのすれ違いでしたが、今考えてみるとちょっとした運命を感じますね。とは言え、ティティ湖時代に彼が日本へ行ったときは、当時の彼女とご一緒です。私とはまだ縁も何もありませんでした。私はその頃は東京でキャリアウーマンもどきに見切りをつけ、新しい人生に向けてドイツ語を習い始めたあたりです。全く別の場所で別の人生を歩んできた我々ですが、彼が日本に何度か行ったことがあって、日本文化に興味を持っていたからこそ、そして私がドイツ文化に興味があって、その道で専門的に勉強していたからこそ、今こうして意気投合し、色々議論しながら楽しく過ごしていけるのだと思います。