
まず、ちょっとニュースを。3月3日の昼2時頃、デュッセルドルフのすぐそばのケルンで大変なことが起きた。この歴史資料館が・・・

突然こんな風に。

ノーベル賞作家の遺稿や中世の文献など貴重な資料がこの瓦礫の下に。
この建物の下では地下鉄工事が行われていたとか。崩壊前にギシギシ音がして歴史資料館の人たちは避難していて無事だったそうなのだが、隣の建物にいた人たちが数人巻き添えになって行方不明。なんてこと。

以上の写真はライニッシェ・ポスト紙から拝借。
さて、気を取り直してマヨルカ島へ!めぎたちは、いよいよ泊まる予定の村にやってきた・・・

村の名前は、Banyalbufar(バンヤルブファール)。アラビア語に由来し、海辺の小さなワイン棚、という意味だとか。この段々畑が昔々は葡萄畑だったらしい。人口600人に満たない小さな村。
海にまで降りていけるかな・・・

うううう、まだ崖の上だわ。

波を見ていると時間を忘れちゃう。

ああ、どこか、降りられるところはないかしら・・・

ここの絶壁は、この島が石灰岩でできていることがよくわかる。

この石灰岩の上にこうして石垣を築いているらしい。

ずーーーっと上まで!

この時点で3時半頃。とりあえず一度ホテルにいって、チェックインしてからもう一度歩いて海までの道を探してみることにした。

泊まったホテルは8室しかない小さな民宿のようなところ。


シンプルな部屋と小さな窓からの眺め。


一応バスタブがあってトイレの隣にはビデもあった(ドアの陰)。


オーナーの女性は、朝食は9時からね、10時からでもいいわよ、と。さすがスペインだわ~
荷物と車を置いて出かけたのは4時過ぎ。ちょうどシエスタの時間帯で、街の中は閑散としていた。

そんなシエスタの時間に開いていたレストランはドイツ系スペイン人の経営。ここでちょっとナツメヤシの実をベーコンでくるんで焼いたものをつまんで腹ごしらえをして・・・


もう一度海へ!

この記事へのコメント
tanpopo
海に行く道は見つかったのかな?建物の色合いや形が可愛いですね。ホテルの内装も素敵です。
Baldhead1010
manamana
写真でも十分美しいですが、
実物を眺めてみたいです。
それにしても、ハワイというには、
人気が少ないのが落ち着いていいですね。
Inatimy
時間の流れが、もっともっとゆったりで、
暖かくて気持ち良さそう。
でも、たいてい朝食はドイツの方が豪華な気がする・・・。
ここの朝食はどんなのだったのか、楽しみ♪
YAP
こんなところで現実を忘れて過ごしたいです。
ケルンの事故は深刻ですね。
地震が少ない国なので、耐震工事とかあまりされてなかったのでしょうか。
塩
明日はこのきれいな海の水に手を入れられたのを見せていただけると期待しながら。
くっさん。
そして、このホテルがマヨルカらしくて素敵です!
>ずいぶん先になりそうですが・・・でも、くっさんが喜びそうなものがいっぱい出てきますよ♪
って、何かな!? 楽しみにしています(^^)
hatsu
いたたまれないですね。
マヨルカ島、とっても海の色がきれいですね。
ドイツのハワイ、納得です^^
ベッドの前の小さな窓、可愛いなぁ♪
夢空
マリエ
それにしてもこの海の青い色ったら凄い!きれいですね。
なんか建物の感じもスペインらしい~いいなぁ~
日本でも旅行は時間に追われる感じだけど、めぎさん達の旅行はのんびり、ゆったり、楽しそうでいいなぁ~
kakasisannpo
行ってみたいなあ
やよい
hideyuki2007y
ぽりぽり
ki*ta
深いブルー、ことばではなんともいえない。
坂のある風景ってすごく惹かれるのはどうしてなんだろう?
こんな狭い坂の道のある街並みは飽きないです。
このホテル、素敵!
写真見ただけでもテンション上がりました↑↑
mocotan
話は変わり・・海の青がとっても美しいですね^^!!
お宿も味わいあるところで・・・^^*
私も今すぐ旅にでたーい!
母ちゃん
wakatate
壊れた後を見ると、太い鉄骨が見えませんね。
マヨルカ島、青い海と綺麗に積まれた石垣が
素敵ですね。
blume
大変だったんですね。
最後の写真、いいですね~♪
こんなところで、のんびりと過ごしてみた~い!!
ナツパパ
こういうところに連泊してゆっくり滞在したいなあ。
ララアント
痛みはかなり軽減していますが 気分が晴れません。
めぎさんのブログ拝見で 癒されています。
海の青・・・言葉が見つからないような美しいブルーですね!!
又 あらためて ゆっくりお邪魔します。
miffy
えらん
素敵なプチホテルに絵になる路地。いいなあ~。
ケルンの倒壊事故・・・いたましいです。
yukitan
貴重な資料も・・・
海の色、青くて綺麗ですね。
luces
こんな立派なビルが崩れてしまうのもびっくり。
めぎ
ケルンの歴史資料館のニュースとマヨルカの泊まった村の話にコメントとniceをありがとうございました。
ケルンのニュースの方は、これから原因が色々解明されていくことでしょうけど、こんなことが起こりうるのかと思うと怖いですね。鉄骨がないのは、これがたぶん古い建物を改築したものだからでしょう。100年前には鉄骨なんてありませんでしたものね。ドイツは街中、中心部であればあるほどこういう建物が多いです。うちも、崩壊したらこのようになるものと思います。地下鉄ができることなど考えて建てられたものじゃないですからね。
マヨルカの方は、段々畑にはオレンジやレモンの木があったり、オリーブの木があったり、葡萄があったり・・・と様々でした。マヨルカ西部以外は平地なので、広々としたオリーブ畑やアーモンド畑が広がっています。
ホテルは、こうしてみると素敵ですけど、実際は非常に簡素でした。朝食の写真は撮ってないんですが、非常に質素でしたよ。ハムとチーズが毎日同じ一種類ずつ、それにパンとヨーグルトとジャムとトマトが丸ごと一つとコーヒーでした。トマトは二人で一つ、丸ごとどかんと皿に載っていて、自分で切ってオリーブオイルでもかけて食べてね、という感じでした。日曜日には特別にスクランブルエッグを作ってくれました。
海になかなか到達しなくて、まるで引っぱっているみたいですね。波打ち際に到達するまで本当に時間がかかったんです。この辺りの地図を持っていたわけでもないし、もともとここは観光地ではないし(従ってインフォメーションなどもない)、散歩しながら道を発見する、という感じでした。
見所を押さえて教会や博物館などを見学して・・・という旅をすると、本当に忙しいですよね。めぎとうちのドイツ人は、休暇には忙しくしたくなくて、ほとんど何も見学しません。だから、ゆったりした旅に見えるのでしょう。
take
私も殆ど無計画に旅に出る方です。
その時に観たいと感じた物を、回れる範囲で観るのです。
この島は石灰岩で出来ているのですね。
という事は、雨風と波に浸食されて、いずれは姿を消すことに…?
たいちさん
5泊もするなら、このような家庭的な雰囲気の場所がいいですね。
めぎ
浸食されていく島を見ると、地球の営みを感じますね。いつかは、今あるものの多くが姿を消し、全く違った様相になることでしょう。
ケルンの歴史資料館は、大聖堂からさほど遠くないところです。
aru
行方不明者の安否も気になります。
海の青さには感動的ですね。
そして、石垣の綺麗な積み方にも感動です。
mompeli
とにかく海がきれいですね~でも資料館のこの有り様は……
地震がナイ国の建物ってことなのでしょうか
めぎ
そうなんです、こんなにもろくできてるんだなあって、自分の家もまさにこれと同じだと思うので、かなりぞぞーっとしました。