
妹の家に入る前に、外から裏の庭の方へ。すると・・・

菜の花!

黄色が眩しいほど。


ドイツでは菜の花は菜種油用に栽培されている。もうちょっと早かったら少し失敬して菜の花のお浸しができたかも知れないのにな~ドイツのスーパーやマルクトには菜の花は売られていない。あ、この菜の花畑はもちろん妹のものではない。菜の花畑と妹の敷地との間にはちょこっとした溝があった。
そんな菜の花畑を目の前にした庭にはテラスがあって・・・


広大に開けた視界と共にお茶ができる。

ハンブルクに住む孫娘も顔を見せ、うちのドイツ人の母親は大満足。

隣との間には、森と呼ぶほどではないがちょっとした林が。

うちのドイツ人の妹は2年くらい前に15年連れ添ったパートナーと別れ、大好きだった森の家を出て賃貸を借りて住み心地よく整えたものの、賃貸では落ち着かず、庭も欲しくて土地と家を購入することにしたのだとか。その際のポイントは、できるだけ自然があること。で、この家を購入したときには家は荒れ放題、外には放置された大型ゴミだらけだったとか。それを冬中かけて少しずつ片付け、ようやくここまでに。仕事しながら一人でここまで家を整えていくなんて、ドイツ女性は逞しいなあといつも感じる。
ここに植わっていた植物と共に買い取ったそうで、この春は何がどこから生えてくるのか見るのが楽しかったとか。


このお花は鉢植え。

こんな広大な景色が目の前にあるなんて、なんという贅沢・・・毎日仕事から帰ってきたら、目の前にこの景色。人間社会のいろんな鬱陶しい出来事をあっという間に忘れてしまいそう。

この記事へのコメント
もとこさん。
これだけ菜の花が咲いていると、苦しいほどの香りでしょう?
大変な作業でお一人で整えられて、妹さんはさぞ満足していらっしゃるのでしょうね… 家もお庭も借景もほんとに素晴らしいわ。
Inatimy
使い勝手がいいように、どんどん工夫して住み心地を良くしていける、って、
うらやましいなぁ・・・。
その過程には、とっても大変なことがいっぱいあるのかもしれないけれど、
この風景を目の前にしたら、ここでお茶出来るまでがんばれたのが分かる気がします♪
素敵な場所だ~。
春分
考えることは同じか。
hatsu
写真から伝わる空気に、癒されました^^
Baldhead1010
manamana
鮮やかなお花がどれもきれいです。
ナツパパ
家のまわりをお一人で整備されて...基礎体力の違いを感じますねえ。
住まいに対する感覚の鋭さは、ドイツの方特有ですね。
くっさん。
菜の花が綺麗だし、この広さも羨ましいです。
日本って、狭いなと改めて実感しました(^^;
mimimomo
なかなかできることではないですね~ 庭の草取りに音を上げているmimimomoです。
それにしてもこの景色、確かに疲れも吹っ飛ぶ美しさです。
夢空
空が広いのはいいですね~☆
マリエ
rino
ひろころ
自然に囲まれて生きるって、精神衛生上素晴らしい環境だけど
相当の覚悟と信念が無ければ実現できないことだと思います。
土地と家を管理するだけでも本当に大変な筈!
妹さん、天晴れですね☆(尊敬の眼差し)
ケイクス
充実できる生活。。憧れです。私の住んでいる地域も
確かに回りに素晴らしい景色が広がっているのですが
日々の忙しさにまみれ、それを享受する心の余裕が。。(-_-;;
あかえび
くりっぴ
miffy
自分の理想のためとはいえすべて一人でやり遂げてしまうのってスゴイですね。
YAP
この景色を毎日見られるなんて、妹さんはいい環境にお住まいなのですね。
tanpopo
ぽりぽり
HIROMI
たいちさん
めぎ
菜の花の話にコメントとniceをありがとうございました。
黄色と紫、赤と青、本当に日本の侘び侘びの色彩感覚から見ると衝撃的ですよね。この景色は本当に広々としていて綺麗な色合いで素晴らしいのですけど、冬は荒涼としていて厳しくて淋しかったことでしょう。黄色い菜の花が咲くのは一年のほんのわずかな時期ですし、それをちょうど見ることができて、しかも天気にも恵まれてラッキーでした。
それにしても、うちのドイツ人の妹は家を整えるのが早いというか、この家を買ってから半年ちょっとですっかりオリジナルになっていてびっくりしました。めぎが自分の部屋をめぎらしく整えていくのには数年がかかったんですが、彼女はホンの一冬でここまでに。すごいバイタリティです。
ここは、一番近くのお店まで歩くと1時間以上かかります。そのお店も、村にホンの一軒だけの萬屋みたいな感じで、そこそこのスーパーに行こうと思ったら車で30分くらい走らなければなりません。鉄道の駅もいったいどこにあるのやら。本当に長閑で静かなところでした。