
今日からまたしばらく北ドイツのお話を。
北ドイツへ行ったのは8月中旬のこと。もう一ヶ月半も前・・・あの頃は日本からドイツに戻ったばかりで、日本の真夏の蒸し暑さが恋しくて、涼しくて清々しいドイツの良さをなかなか感じられなかった。でも、もっと寒くてどんどん暗くなってきた今、あの頃の暖かさと明るさがものすごく懐かしい。


ドイツのリンゴの木は機械化に合わせてこんなに丈が短い。ちゃんとした木に育ててもらえないドイツのリンゴ。言い換えれば、ドイツのリンゴは機械で採り入れされる。つまり、傷には全く拘らない。袋がけなども全くせず、下から銀色で照らして色づきよくするわけでもなく、大きさや形もまちまち。

すっかり工場生産みたいなリンゴだけど、それでもドイツには現在1500種類ものリンゴがあるんですって・・・そのうち出回っているのは30~40種だとか。生産量は日本の倍くらい。ドイツではリンゴは普通に食べるほかジュース、ムース(このムースというのはフランスの生クリームを泡状にしたMousseではなく、ドイツ語のMusのこと。煮て潰して作るもので、ビューレというか、摺り下ろしリンゴみたい。うちのドイツ人はリンゴの他に黒砂糖やクローブやラム酒やレーズンなどを入れていた)、アップルビネガーなどに加工される。ドイツの人のリンゴ消費量はすごくて、キロ単位で買ってきてケーキやタルトにするほか、毎日おやつや朝ご飯・昼ご飯代わりに皮ごと食べる。
北ドイツは真っ平ら。平坦な道を走り続けると・・・

こんな集団とすれ違ったり。

こんな青空の下、涼しい北ドイツでサイクリング、気持ちいいでしょうねえ。ここを飛ぶ飛行機も気持ちいいでしょうねえ。

北ドイツならではの建物がこちら。

茅葺きに木組みに煉瓦。

伝統的には地面より壁が少しずつ突き出ている。

新しいのはあちこち違うけど、雰囲気は似せて作ってるから違和感がない。


走っていたら、日本の旗を掲げている家があった・・・日本の方が住んでいるのかな~それとも日本贔屓のドイツの方なのかな~♪

さて、ハンブルクから1時間半くらい走ったところで、あんなに素晴らしかった青空が・・・!

この後すぐに雨がぱらついた。

天気が変わりやすいのも北ドイツの特徴。この日は雨と晴れが何度も繰り返していた。天気が崩れると、なんだか秋の景色みたいね。

北ドイツと言っても、ここはドイツの一番北のシュレースヴィヒ・ホルシュタイン州ではなく、ニーダーザクセン州。でも、ホルシュタインさんたちがいっぱい。

明日は妹のうちの様子を。
この記事へのコメント
HIROMI
今度は、リンゴのムースの写真を是非、お願いします。
Baldhead1010
krause
piano
ナツパパ
木組みがきれいで見とれてしまいました。
それにしても、真っ平らですねえ。
いとお
つい1月ほど前はまだまだ夏でしたねぇ(^^♪
くっさん。
ドイツでは、気軽にサイクリングしている人が多いですよね。
僕が自転車趣味を復活したのも、ドイツに居た時に、
周りのドイツ人の真似をして自転車を買ったのがきっかけなのですよ(^^)
あかえび
たいちさん
やよい
マリエ
リンゴこちらも産地なのでシーズン中は4人家族で120キロは食べちゃいます。やっぱりリンゴは体にもいいですしね(^コ^)V
テリー
ぽりぽり
manamana
お日様が均等に当たるようにしたりする日本の果物は、すごい。
その分高くてなかなか手が出ないのが、果たしていいのかとも思います。
rinochi
平坦な北ドイツでサイクリングしてみたいわ♪気持ちよさそう(^^)
laf
実際は、大きいのでしょうね。
Pace
そういえば、リンゴのお酒もありますよね?
フランクフルトで飲もうと思っていたのに、
ビールとホットワインばかり飲んでしまいました。
馬や牛がのびのびしていて和む風景ですね(’’)
ここでは乗馬もできるのですか?
Inatimy