今日からまた今年の夏旅のお話を。「家族の義務」編の後半に突入。
旧東ドイツ側のザクセンでのなかなかしんどい4泊5日(うちのドイツ人の叔父宅1泊、母親宅3泊)を過ごしたあと、めぎ家は一気にミュンヘンへ。ザクセンのすぐ南がバイエルンなのだが、ミュンヘンはその中でも南部で、アウトバーンでの移動は遠かった・・・が、なんとか約束の時間に間に合ったのは以前に書いた通り。ここはミュンヘン中央駅。
ここに義父の奥さんをピックアップに来たのだ。ドイツの駅はオープンで切符が無くてもホームに行けるので、脚が悪く自分では荷物を持って歩けない奥さんと、降りたところにいてね、と約束していたのだが、長い長いホーム、見当たらない・・・
ホームのずっとずっと向こうに豆粒のような奥さんを発見。脚が悪いのにこの長いホームを歩かなきゃならなかったのはアンラッキー。しかし、脚が悪いと言っても、ここまで悪いとは予想してなかっためぎたちは、ちょっとというか、かなりここでびっくり。あらら、どうしましょ・・・

というのは、脚はまあ仕方がないのだが、喘息が。ちょっと歩いては汗をだらだらとながして立ち止まり、2分くらい休まないと次に進めない。ホンの10m行くか行かないかで一休みを繰り返す。100mくらい歩くと、座って10分くらい休まないと歩けない。駅のすぐ近く、我々なら2分もかからずに着くところに車を駐めたのだが、そこまで辿り着くのに1時間近く。むむむむ、これからこの奥さんを連れて3日間ミュンヘンでいったいどうしましょう・・・
とにもかくにも車でホテルへ向かい、無事チェックイン。本当はそこから800mくらいのところにある美味しいと評判のビアガーデンに行こうと思っていたのだが、奥さんの脚では不可能。うちのドイツ人の車で出向けば彼が飲めないし、そんな距離にタクシーを使うのも何だし。で、ホテルの人に相談したら、ラッキーなことにホテルから50mもないくらいのところにビアホールがあって、そこにもビアガーデンがあるとか。それで、とりあえずそこへ。

めぎたちが泊まったのはミュンヘン大学のそばで、まわりには若者たちがいっぱい。

しかし同時にこんなおじさま方もいて、若者向けという訳ではないらしい。

さて、ミュンヘンですから、ビール、いきますよ~~~!

明るいが、夜6時過ぎ。
このビアホール、本当に幸運なことに非常にバイエルンチックで、かつ美味しかった。奥さんが何を食べたかはもう覚えていないのだが、うちのドイツ人はシュニッツェル(カツレツ)を堪能し・・・

めぎもZwiebelrostbratenという豚肉のあぶり焼きを美味しく平らげた。上にかかっているのはちりちりに焼いたタマネギ。

義母のところで結構あれこれあって疲れ切っていためぎたちは、義父の奥さんとは楽しくリフレッシュできると思っていた。義母と違って全くの他人なのでもともと多少の距離があって、でも長年のつきあいで気心も知れているし、家族同然。脚の付け根の部分の手術の経緯もよく知っていたのだが、リハビリして歩けるようになったと聞いていたので、まさかここで介護のような仕事が待っているとは思ってもいなかったのだった・・・なにしろ以前のように買い物など楽しんでいるという話だったから。喘息は誤算だったなあ。でも、とにかくめぎたちは脚の悪い奥さんをミュンヘンに招待し、奥さんも意を決して旅をしてミュンヘンまでやってきたのだ(どうして招待したかは以前に書いたが、簡略に言えば、ヨーナス・カウフマンというテノール歌手が好きな奥さんを、彼の出るオペラに招待したため)。だから、3日間精一杯お世話して、出来ることを楽しむことにいたしましょ。そのあと我々にはご褒美としてザルツブルクの1週間が待っているのだし。そこでゆっくり疲れを取ればいいじゃない?
この居酒屋は美味しい上に従業員がとてもきびきびと気の着く人たちで、ドイツのサービス業もずいぶん変わってきたなあという印象。特に、もともとはアゼルバイジャン系のドイツ人だというこの女性は、見ていて爽やかな仕事ぶり。

奥さんにとってここは、近くて美味しくて便利で気持ちよくて、最高の居酒屋。そんな訳でめぎ家はこの3泊のミュンヘン滞在中、朝食以外の5回の食事のうち4回までもここで食べたのだった。
つづく
撮影: D600 + 20mm(F1.8)、Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8)
この記事へのコメント
Baldhead1010
そのときにドイツへ持って行ったノートパソコンで、これを打っています^^
mimimomo
脚が悪いのは不便ですね。日本だと駅員さんが車いすを配備してくれヘルプしてくれるけれど・・・
YAP
私の「家族の義務」は最初の4泊だけでしたが、めぎさんの方は二段仕込みであったんですね。
schnitzer
ドイツの”中央駅”は雰囲気が似ていますが、どの駅も活気があっていいですね。
めぎさんもNikon1をお持ちなのですね。
私も古いのを持ってます。今回のドイツ旅行にも持っていきました。
Inatimy
それでも長旅となるミュンヘンまでやってきたということを考えると、
とてもとてもオペラを楽しみになさってたんでしょうね^^。
行きたい、観たい、という気力に支えられてたのかな。
engrid
ミュンヘンで、オペラ、そこの気持が強かったから
ビアホールの雰囲気いいな、、お料理もバイエルン風、、地元のお味で、最高、、5回のうち4回まで、、お料理の充実でしたのね
ナツパパ
以前、義弟一家が住んでいたときは、彼らと愉しみました。
サバをこんがり焼いたのも美味しかったです。