北国から熱帯地方に行ってまず目に入る物はやっぱり熱帯ならではの花。最初は綺麗な色の花ばかり撮っていた。

ハイビスカスは分かるけど・・・

あとは名前がわからない。植物園ではないから、植物の名前の表示なんかもないし。でもこの白い花はあちこちで見かける特別珍しくもない花。とは言え枯れ木しか無い真冬のドイツから行くと、この白が鮮やかで目に沁みる。

それから目に入るのがいろいろな木の実。いや、実を言えば、実なのか種なのか根なのか何なのか分からないのだけど。

これも何なのかやっぱりわからないけれど、結構よく見かける実。そして、熱帯って常夏で緑青々としたイメージだけど、実は枯れ葉や枯れ枝も多いということに徐々に気がついた。新陳代謝が活発なのだろう。死と再生が目まぐるしく繰り返されているというか。

枝なのか根なのかなんだかわからないものが空中に腕を伸ばしているのも多い。ランの一種なのかな。

こういうのが入り乱れてとにかくいっぱいあるので、しばらくいると目に入らなくなる。贅沢なことだ。次に目に入ってくるのが、小鳥たち。これもわんさかといる。そこら中からぴよぴよチーチーと鳴き声も。

宿のテラスに腰を据え、1インチカメラにアダプターでフルサイズ用の70-300mmをつけ、最高で換算810mmで目に入る小鳥たちを追ってひたすら撮影。アダプターを使った場合フォーカスが中央一点のみなので、めぎの腕では動き回る小鳥たちになかなかピントを合わせきれなかったのが残念。

次回また南国へ行く機会があったら、ニコワン専用の超望遠レンズを用意しようかなあなんて思ったりするけど、結構高いし、それならピントが合わせやすいのかは全くわからず、躊躇してしまうところ。200-500mmとかのフルサイズ超望遠は憧れるけど重すぎて、休暇に持っていくのはたぶん無理だしね。持っていっても、蒸し暑いので重いのは担ぎたくなく、結局使わず仕舞いになると思うのだ。
魅力的な鳥はいっぱいいるけれどその場所が綺麗だとは限らず、傷んだ花ばかりだったりもする。また、魅力的な花はいっぱいあるけれど、実は虫もいっぱいで、傷んでなくて虫もいなくて被写体として綺麗な花を見つけるのは至難の業。つまり、作品作りという意味では被写体を見つけるのはかなり難しい。手入れの行き届く植物園の方がよっぽど綺麗で見つけやすいように思う。まあこれが生命なのだから、すべてを含めて撮るというのも良いかもしれない。

撮影: Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8)/ FT1 + 70-300mm(F4.5-5.6)
この記事へのコメント
(。・_・。)2k
僕は猛禽は400mmに2倍のテレコン
それ以外は 最近は328に2倍か1.4倍テレコンです
あと ドットサイトというのを使って追いかけて撮る場合も
あります 小鳥の場合 それが無いと撮りづらいかも
どちらにしても 望遠だと手ブレの問題が出るので
できるだけ明るいレンズを使うか あまり望遠にせず
トリミングした方が良いようです
抜けが良い300mmくらいの単焦点の方が抜けが良いので
トリミングしても綺麗に保てます
僕もスナップはトリミングはしませんが
鳥の場合はトリミングする場合もあります
Baldhead1010
自分は4,000万画素以上フルサイズカメラに、70300mmの望遠ズームでトリミング、それで十分です。
Inatimy
植物園の温室でも見かけたことがないものだったり。
そんな中で暮らす鳥さんたちも、珍しいのばかりですね。赤い鳥さん、何だろう。
mimimomo
YAP
三脚も必要になってきますね。
stellaria
miffy
南国の色鮮やかなお花は見ているだけで元気がでます。