ここはボルネオ島マレーシア領サンダカンの近くのセピロックのリゾートホテル。熱帯雨林の中に沼や川があって、結構大きなトカゲもいるところ。飼っている訳ではなく野生の生物がその辺にうようよしてて、熱帯雨林の自然を観察しながら休暇を過ごせるようになっている。

泊まったシャレーは入口前にテラスがあって、ハンモックに横になったり椅子に座ったりして川と熱帯雨林を眺められるようになっていた。

部屋の中にも四方八方に窓があり、入り口以外は鬱蒼とした緑に囲まれているのがわかった。

到着したのは昼過ぎで、まずはこのリゾートのすぐ近くのオランウータン保護センターを見学に行った。夕方戻ってきて沼を見ながらビールで乾杯。マレーシアはイスラム国家なのでアルコールはご法度だが、観光客向けにタイガービールが用意されている。こんな缶ビールだけど、とても美味しく感じる。

周り中が植物なのに、建物のあちこちに鉢植えが飾られているのがなんとも面白く感じた。

夜になり、夕食の時間。

初日の夜はリゾートホテル内のレストランで。美味しいという口コミを読んでいたので楽しみにしていたのだが、これが観光客向けに上品に整えられた料理ばかりで、しかも現地価格から見ると法外に高く(つまりはユーロ換算するとドイツと同じような値段なのだ)、たしかに味は美味しかったけれどうちのドイツ人は不満だった。

翌朝。

このリゾートホテルは朝食がついていない。これまた結構なお値段。ジャングルの中だから外に食べに行くところも限られ、そこにつけこんでいるという気もしなくはない。

しかし、ジャングル内でこれだけの設備を快適に維持するには、結構な費用もかかるのだろうし、それ相応の対価が求められるのも仕方がないのだろうな・・・とうちのドイツ人も自分で分析していたけれど。

撮影: Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8)
この記事へのコメント
Baldhead1010
Inatimy
簾がかかってるところも、なんか日本を思い出させて懐かしいな。
夜の明かりの写真、美しい^^。 水面に映って倍増ですね。
食材をここまで運んでくるのも、保存しておくのも大変なんでしょうね・・・。
YAP
観光客をターゲットにした強気の設定もあるのかもしれませんが、それだけではない事情もあるのだろうと想像します。
mimimomo
テリー
gillman
engrid
夜の灯りが、魅力的な眺め、、
観光客向けの設定、でもいろいろな気遣いも大変でしょうから