ここはボルネオ島のジャングルの中に作られたリゾートホテル。

ジャングルと言っても大きなボルネオ島の中の広い広いジャングルの先端部分にあるゴマ粒にも満たない小さな空間。それでもめぎたちにとっては物珍しいものばかりだった。

みなさま、ボルネオ島ってどのくらいの大きさのイメージをお持ちかしら。めぎなど地理に疎く、東南アジアには島国がいっぱいあるのでその一つ、インドネシアのあるあの辺の小さな島のどれかというイメージだったのだが、ボルネオ島はなんと世界で3番目に大きな島。日本の本州は約23万km²で7番目、ボルネオ島は約75万km²と本州の3倍以上。だから熱帯雨林はものすごくものすごく大きい。本州よりずっと大きな熱帯雨林・・・想像もつかない大きさだわね。
こんなに緑に囲まれて、維持にどれ程の手間と費用がかかっているのだろう。

宿泊に訪れるのは、オーストラリア人たちと、シンガポールで働く欧米人たちと・・・

香港あたりからの中国人が多かったかな。

家族連れもいるけど、若い人も多い。年末年始の休みを利用して数日滞在しているという感じの人が多かった。めぎたちと違ってシャレーに一日中いる人は稀で、昼間はジャングルのトレッキングツアーに参加しているようだったけど。

トレッキングに出かけて様々な植物や昆虫や動物を見つけ、名前を教わったりするのも面白いだろうな。でもそれには、この蒸し暑さの中を歩かなきゃならないのよね・・・

めぎたちはこの後予定していたダイビングスクールのために体力を温存した。うちのドイツ人はエアコンの利いたシャレーでのんびり本を読んで過ごし、めぎは時折シャレーの中で涼みつつ外のテラスに座って写真を撮ったり、リゾート内を散策したり。おかげでメンテナンスの様子も見ることができた。

D600も持ってきていたのだけど、ずっとV3で撮っていた。暑くて重いカメラを持ち出すのが面倒だったというのもあるし、この頃写真に関しては大スランプ中で、この休暇では撮影を頑張らず、気の向いたものだけを楽しく撮ろうと思っていたからだ。その割にはものすごくたくさん撮ってきたけど、こんなに適当に撮ったのに今見ると面白いものばかりで、しかも1インチセンサーなのに写りも十分良く、改めてニコワンの凄さに気付かされるのと同時に、明るいところってこんなに綺麗に撮れるんだなあと実感。
ジャングルの中のリゾート・・・数日放っておいたらきっとこの通路も緑に覆われてしまうんだろうな。

昔だったら、ここに滞在したらすっかり外の世界から隔離されてしまった感じがしただろうな。今は場所が限られるけどネットを使えるようになっている。ここはフロントやレストランのある建物で、Wi-Fiがあるのはフロントのここだけなので、そこにずっと座り込んでスマホを使っている人が多かった。でも、せっかく大自然が目の前にあるのに、スマホの画面を見て過ごすなんて勿体無いことだわね。

2泊3日はあっという間に過ぎ去った。またいつか滞在したいなあ・・・できたらいいな。

撮影: Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8)/ 70-300mm(F4.5-5.6)
この記事へのコメント
Baldhead1010
YAP
読書は自宅でもできるので、もっと景色を楽しめばいいのにって。
Inatimy
蒸し暑いのが苦手な私には絶対に体験できなさそうなバカンスです^^;。
住んでるところですら30℃超える日も増えてるのに・・・。
夏はやっぱり避暑かなぁ。
(。・_・。)2k
初めて知りました
その分増えた時間は結局寝ちゃうんですけどね(笑)
mimimomo
こう言う文明の利器は、わたくし自宅のパソコンだけ。
外に出ると一切使わない主義。ガラケーは持ってるけれど、
電話の用があるときだけ。
miffy
たまには何もしないでボーっとするのも良いですね~