昼食後1時間ほど散歩の時間が設けられていた叔母の誕生日会。シュヴァルツヴァルトのナーゴルトの町をちょっと歩く。
木組みの古い家が可愛らしい。
警察署も可愛い。
晴れていればよかったんだけどねえ。この日はかなり冷え込んでいて、散歩もあまり楽しくなかった。
この斜めのところは地下室への入り口。
こんな感じにちょっと歩いたのだけど、それであの膨大な量のお昼が消化されるはずもなく、満腹感を抱えたまま3時半からのお茶会に。そこには大きなケーキが待っていた・・・実はこんな大きさのが3種類もあったのだが、めぎはこの地方のシュヴァルツヴェルダーキルシュトルテ(シュヴァルツヴァルトのチェリーケーキ)を。
↑このケーキ、キルシュヴァッサーという強い蒸留酒をたっぷり入れて作るのだが、ここのはお酒の味があまりせず、ちょっと残念だったな・・・昼食のデザートのサバイヨンはものすごくお酒が濃かったのになあ。
その後、はっきり言ってめぎもうちのドイツ人ももう飽きてしまって時間が苦痛だったのだが、パーティーは5時頃まで続いた。ドイツではパーティーは主催者側がお開きにすることはできず、客が自ら席を立つまで続けなければならないのだ。まあ今回はお茶会までということだから(ケーキとコーヒーまでしか招かれないのであって晩御飯はつかず)自ずと時間の限界があるけれど、誰かが6時までいれば6時まで、7時までいれば7時までかかったということである。
めぎは主催者側の人間なので途中で切り上げるわけにも行かず、店の中をあれこれと。
これは遠い親戚や友人たちからの叔母へのプレゼント。中身はお花やチョコレートやカードなど。
こんな大掛かりなパーティーはもちろんドイツ人の誰もがが開けるわけではない。昨年末のハンブルクの友人は夫婦ともに開業医だし、叔母はナーゴルトのお偉いさんに嫁いで遺族年金も相当なもののようだ。だからこんなふうにレストランで盛大なパーティーができるのだが、そこまででなくとも、今までのめぎの経験ではやっぱり40歳、50歳、60歳、70歳・・・と、みんな結構大きなパーティーをする。友達みんなを招いてライン河畔でバーベキューパーティーとか、サイクリングパーティーとか、自宅に30人位招いてバイキングパーティーとか料理持ち寄りパーティーとか・・・まあ自宅に30人なんて、庶民でも部屋が広いドイツだからできることでもあるかな。キリの良い歳で大きなお祝いをするのは、ドイツの人が誕生日を非常に大切にしているから。自分が生まれ、この年まで生きてきたのは皆さんのおかげです、とお礼の意味で招くのだ。招くと言ってもすごい料理が必要ではなく、パンとハムとチーズとワインとビールだけでもOKというのも、パーティーが気軽な理由かも。さらに、ドイツには誕生日とクリスマス以外に贈り物の習慣がなく・・・つまり盆暮れのご挨拶だとか正月の挨拶だとか手土産とか旅行土産とか母の日だの敬老の日だのと言ったことがなく、誕生日にしかプレゼントをしないから、だからできるのだとも思う。日本って、ちょっと出かけたり出張しただけでお土産が必要な国だけど、それが一切ないのだ。そして、招かれても持っていくのはせいぜい千円程度のワインかお花だし。ワインやお花がそれだけ安いということもあるかな・・・
最後には、残ったケーキがお持ち帰り用に包まれていた。
やっと終わってホテルに戻ったのは5時半頃。それからめぎとうちのドイツ人はホテルでサウナを愉しみ、ちょっとリフレッシュして夜7時過ぎに叔母の家へ向かった。
つづく
撮影: D600 + 24-70mm(F2.8)G
この記事へのコメント
Baldhead1010
やっと春らしくなって、梅の花がつぎつぎに咲き始めました^^
mimimomo
皆様お話し好きってこともあるのかしら。昔我が家に7~8人招いてパーティをすることありましたが、そう長時間は持たないわね^^
お持ち帰りの精神↑、茶道の懐石の時は持ち帰りますよ。昔はあったのかも・・・
YAP
あまり名の知れていない小さな町でもメルヘンチックできれいですね。
ナツパパ
わたしもカミさんも、旅行で自分以外もしくは家族以外に
お土産を買う子ことはしたくないのですがね、
それだとちょっと微妙な雰囲気になることもあり、困ります。
Inatimy
並んだ本に5巻目がない・・・どなたかが読んでおられるのかしらね。
日本では贈られたら、また「お返し」を考えなきゃいけないから、
それも大変・・・。
engrid
ケーキ、大ぶりで甘いのかな
お土産に包んでくださるのは、親切
お礼の意味でお招き、、お誕生日は特別なのね
それぞれにあったお招きの仕方もいいな
此方は、色々招かれると悩んで推量しないといけないし
といって、礼を欠いてはいけないから、ご招待は断れないしね