イヴの夜

現在、年末年始のペナン島の話を連載中。

イヴの日はケーキで結構お腹がいっぱいになっていたので、19時半近く、日暮れの頃になってから夕食へ。
b2.jpg


行くときに凄い空模様になっていた。この三角の屋根のお店はガイドブックにも載っているシーフードレストランだが、以前何度か食べたけど、美味しいけれどホーカーの3~5倍のお値段なので今回はパス。
b3.jpg


ペナン島はバイクがいっぱい走るところ。それが自転車みたいに隙間を縫って走ってくるから結構怖い。思わぬところから突然ブーンと現れるのだ。信号も無視するし。
b4.jpg


イヴの夜は、3年前にも来たことのあるこの辺りで最も有名なホーカーへ。ロングビーチカフェという名前のところ。
b6.jpg


ここにはタイガービールも。
b5.jpg


ここのタイガービールの売り子さんを例の足裏マッサージの中国系夫婦の奥さんのほうがやっていて、全くあのマッサージ夫婦は二人でどれだけ働いているのだか・・・同じホーカーではなく夜は別々のホーカーで仕事しているというのも面白いわねえ。と言っても隣同士のホーカーだけど。

ホーカーというのは、テーブルのある大きな空間をぐるりと沢山の屋台が取り囲んでいて、自分で好きな屋台に注文に行って、テーブルの番号を言って届けてもらい、届いたときに生産するというシステム。これ、レタスのようなもので隠れているけど、その下にはグツグツと煮え立った鍋に豚バラ肉の角煮。豚肉を売っていたのはここだけだったような記憶。
b7.jpg


さて、旅行中の記事でも書いたように、ここでものすごいスコールが。トタン屋根に当たる音で話す声も聞こえなくなるほどの勢い。
b8.jpg


めぎたちは急いでいないのでゆっくりと雨がやむのを待った。
b9.jpg


しかし結構待ってもやまないので、弱まったところで戻ることに。濡れても全く寒くなく、それどころか気持ちがいいのが南国の素敵なところ。ホテルではプールが遊泳禁止になっていた。明かりの上のサンタの帽子の演出が妙にチープでなんとも可愛い。
b10.jpg


ホテルのツリーとサンタの帽子と届けられたケーキがなければこの日がクリスマスイヴだということを忘れてしまいそうなほど全くクリスマスっぽさがない。この上っ面で宗教性のないクリスマスは日本と同じで、ヨーロッパから遠く離れているのだと実感する。ヨーロッパでのクリスマスは変な言い方だが誰もが幸せなクリスマスを祝わなければならないといった結構な重圧感があるので、この軽さがこの上なく楽なのだが、いっその事クリスマスを演出しないでくれたらもっといいんだけどなあと思う。そうしたらもっと、異国に来たと感じられて良いのにな。

夜にはタイガービールで乾杯してささやかなプレゼント交換を。最大のプレゼントは今回の休暇だから、これは本当にお互いにささやかに。めぎからは彼が希望した日本の調理器具(押し寿司を作るヒノキのセット)を、うちのドイツ人からはめぎが集めているドイツのエルツ地方のクリスマスの木彫りの人形を。
b11.jpg

この記事へのコメント

  • Baldhead1010

    ギネスもあるんですね。

    押し寿司、食べたくなりました^^
    2019年01月20日 04:25
  • mimimomo

    ガイドブックに載っているお店って概ねお高いですよね。旅行者目当てだったり。
    アジアって車の運転に関しては乱暴な所が多い気がします。街中でも信号が少なくて危ない。
    日本ってやはりアジアの中ではちょっと違うのかな。
    2019年01月20日 10:31
  • ネム

    1枚目の写真、すごく綺麗ですねぇ!
    ドイツ人さん、押し寿司にご興味がおありなんですか?!
    なんだか嬉しいです。ドイツ人さんは、どんな具材をチョイスされるのでしょう。
    2019年01月20日 18:58
  • Inatimy

    ホーカーの天井にはちゃんと扇風機がついてんるんだ。
    トタン屋根から流れ落ちる雨も迫力あり^^。
    いつか近いうちに押し寿司が食卓に、と思うとそれも楽しみですね。
    2019年01月20日 19:25
  • miffy

    南国の雲はモコモコしていて可愛いですね。
    ドイツ人さんがどんな押し寿司を作られるのか興味津々です~
    2019年01月20日 21:37
めぎのブログでは、メールアドレスとホームページは未記入でもOKです。ホームページアドレスを記入していただけたらこちらから時間を見て訪問いたしますが、Seesaaのデフォルトで国外からのコメントを受け付けないようになっていて、その設定のままの方にはめぎは残念ながらコメントできない状況であることをご了承願います。