春の色とりどりの時期が過ぎ去り、5月後半になると白い花が多くなった。
地面にはポプラの綿毛がいっぱい。雁たちには美味しいらしい。
冬には向こうがよく見えたここは、緑が茂って良く見えなくなった。
ほんの2週間前には金色に輝いていたキングサリの花が、すっかりシルバーになっていた。
あっという間に季節が過ぎていくなぁ…
あ、雁の雛たち。今年は相当間引きされたようで、雛の数が非常に少ない。おかげでここの芝生が綺麗に花を咲かせていた。
鷺の雛たちも順調。
鴨さんたちはつがいでお散歩中。
こういう初々しい緑ももうすぐ終わるんだろうな。
ここには2種類の白い花。
自転車ツアーの人たちかな。元々自転車率の高いドイツだけど、最近はエコをキーワードにさらに増えた。
そうそう、エコで思い出したが、めぎの住むノルトライン・ヴェストファーレン州の知事が、日本を訪問したという。知事になって初の外国訪問が日本なのだそう。その理由は、1)ドイツに住む日本人の3分の1位はノルトライン・ヴェストファーレン州に住んでいて、ドイツにある日本企業の40%が州に拠点を置いていて、日本は州にとって非常に大事なビジネスパートナー、2)ドイツも日本も少子高齢化社会だが、日本は高齢者に限らず人々の孤独・孤立化が問題となっているモデル国、2)両国とも工業国であるとともに資源のない国なので、如何にエネルギー危機を回避していくか意見交換できる、とのこと。そんなわけでAIとグリーン水素がキーワードの日程が組まれているそうだが、新聞によれば、新幹線の時間の正確さも学ぶべき、と書かれている…うん、そうだわね。飛行機を避けようにも、あのICEの遅延を思うとね…
さて、散歩に戻る…池のキラキラが美しかった。
この白い花はドイツ語でSchwarzer Holunderといい、ニワトコの仲間。
これはgewöhnlicher Schneeballといい、日本語だとセイヨウカンボクというらしい。赤い実がなる。
Schneeballは他にもいろいろあって、名前が覚えきれないのだが、日本語だとガマズミの仲間のことらしい。めぎはその日本語は全く覚えられないが、Schneeball(雪玉という意味)は覚えやすいので忘れない。それもgewöhnlichというと「普通の」「その辺によくある」という意味なので、うんうんそうだわね、と覚えやすい。
さて、白い花がいっぱいであまり目立ってなかったのだが、こちらには黄色いジャーマンアイリス(だと思う)。
マロニエはこれが最後。
こちらにはネギ坊主の大きいのがいっぱい。
可愛いな。
そしてこれは全く名前が分からないけど綺麗に咲いていたのでパチリ。あまり綺麗に撮れなかったけど。それならブログに載せるなという話もあるが…
以上、ものすごく駆け足だが5月21日の散歩の話はこれにて終了。
この記事へのコメント
Baldhead1010
YAP
ドイツのほうが合理的、理性的に考えるのに対し、日本は感情論が多いかなと。
けど、ドイツ民的思考回路と行動で鉄道の遅れが多いというのはちょっと不思議です。
テリー
日本も水素エネルギーの戦略を、変えました。5年で、15兆円の投資をやるとか。どうなるかわかりませんが、ーー。
stellaria
JUNKO
おと