久々に動画を作った。7月7日の散歩の様子をまとめたもの。字幕(と言うのかな?)も入れてみた。途中にうちのドイツ人が歩いている足取りを入れてある。まだせいぜい1㎞ぐらいまでが限度だが、随分普通にすたすたと歩けるようになった。
散歩にはストックもステッキも持たずに行っている。2月中旬にウォーキング用ポールを買って最初は2本、その後1本を使って歩いていたが、イースター明け頃からうちの中では使用しなくなり、5月には医者に行くときなども使わなくなっていた。杖があった方が転びそうになった場合に安全だと思うのだが、非常に気を付けてゆっくり歩いているためか、現在までのところ転びそうになったことがない。ここからは6月25~26日頃の写真。
で、足腰弱った人がよく使う手押し車については、購入もしていない。それを使うと安全かつ買い物をして荷物を載せられるのだが、猫背になってしまうと言って却下。どっちみち、それを1階まで運んだり荷物をまた4階まで運んだりするのはめぎとなるので、手間もかかるからめぎもそれは検討していない。医者も特に勧めないし。
と言うか、ドイツの医者ってほとんど何もしない。普通の健康保険を使う患者の場合、必要最小限。現在のところ医者は、毎日自分で注射を打つ治療を決めて以来8月末の予約まで放置プレイ。それ以外は、うちのドイツ人が自分で必要だと思って申し込んで6月から始めた全6回のリハビリの6回目が来週というところで、そこで習ってきたトレーニングを2キロとか3キロとかのダンベルを使って地道に毎日やっている。でも、それでここまですたすた歩けるようになったのだから、まあいいんだろう。
ちなみに注射もリハビリも検査も全て健康保険で賄われ、無料。うちのドイツ人は、ここまで払ってきた健康保険料をやっと回収できるなどと言っている。確かにその通りだわね…毎日打つ注射って、自分で払うと一か月分が430ユーロ(約7万5千円)ぐらいらしい。健康保険料って収入にもよるがそのぐらいするので、ホント元が取れるというか、歳を取って今まで払った分を薬や治療で取り戻すという感じかも。
ここ2週間前から新たにできるようになったことが一つ。それは、うちのドイツ人の自分のバスルームでのシャワー。ずっとこのバスタブが跨げなくて、バスタブのないめぎのバスルームでシャワーを浴びていたうちのドイツ人だが、こういう腰掛けるものを買い、それに腰掛ければ跨げるようになり、腰掛けたままシャワーを浴びるというやり方でマスター。それも一人で、めぎがいなくてもできるように。
↑これ、こういう形状でバスタブに固定するものだから、いつもバスタブの中に下げていたシャワーカーテンを一部バスタブの外に出さなければならないのだが、意外と上手くできてて外に水が漏れない。バスマットが水浸しになるのではと思ったのだが、そうでなくて助かった。
ゆっくりゆっくりだが元の生活を少しずつ取り戻す。どの時点でそれが頭打ちになるのか分からないが、取り戻せたこと一つ一つにできるようになった喜びをかみしめているところである。
この記事へのコメント
mm
すたすたとまで行かなくてもかなり普通に近い状態のようにお見受けします。
大変な努力だったでしょうね。
めぎさんも一安心?^^
Baldhead1010
薬を貰うだけなら病院に行かず処方箋だけ貰って薬局で調剤して貰えるリフィル制度を浸透させるべきです。
医者は診療報酬が減るから反対するけど。
stellaria
YAP
ぱっと見で、もうかなり普通に戻っているというか、これを見てどこか痛いのかな?とは思わないくらいに回復されているように見えました。
そのスピードはゆっくりかもしれませんが、元の生活を完全に取り戻せると信じています。
日本の病院は、至れり尽くせりすぎて、それが医療現場の負担になっていると思います。
過剰なサービスを削り、そのリソースをほんとに必要な医療に振り分けてほしいものです。
我々のようなサラリーマンの業務でもそうなのですが、日本人はそういう力の入れどころの優先順位づけが下手だと思います。
その点、ドイツ人は考え方に一貫性があり、しっかりしてます。
(。・_・。)2k
ラインタワーが良いですよね
俺のスカイツリーみたいな物なんだろうなぁ
Inatimy
バスタブの縁に掛けるようにするタイプの椅子ですが、我が家にもあります。シャワーカーテンをたるませてバスタブの縁に掛けて、めぎさん家のものより高さが低くなり、背が低い私にはちょうど良く^^。今は使ってませんが、一時期立ったままシャワーができなくて。
JUNKO
おと
バスタブの椅子も使いやすそう。
習ってきたトレーニングをちゃんとご自宅で繰り返すところが、さすが。素晴らしいですね^ ^♪