So-netブログを2006年8月に始めてからここ数年のSSブログを経て18年半、SSブログのサービス終了に伴い移行先として提示されたSeesaaブログに流れ着いてきた。この18年半、毎日記事をアップし、訪問してくださる方とのネット上の交流を楽しみ、すっかり自分の生活の一部となったブログが閉鎖されるというのは本当に寂しいことで、この新しいSeesaaブログの記事を書くページもまだ見慣れず、自分のブログなのに人様の領域にお邪魔しているような、変な気分で書いている。
初めて書くこの記事をどの程度のSeesaaブログの方が訪ねてくださるのか分からないが、簡単に自己紹介をしようと思う。ブログ執筆者の名は「めぎ」。日本語ネイティブ、日本生まれ日本育ちの日本人。めぎは、2002年夏からドイツのデュッセルドルフに在住で、2004年よりドイツ語ネイティブ、ドイツ生まれドイツ育ちのドイツ人である「うちのドイツ人」とともに暮らしている。この「うちのドイツ人」というネーミングは、ブログを始めた当初にブログで知り合ったニューヨークにお住まいの日本人の方が同じくドイツ人と一緒に暮らしていて、その方のドイツ人伴侶と区別するために「うちのドイツ人」と呼んだのが始まり。
ドイツに来た当初はまだ若かっためぎも今は50代後半、うちのドイツ人は60代後半。ドイツの定年は67歳なので、めぎはまだ現役で仕事に追われる生活をしており、うちのドイツ人は67を超えたものの自営業でまだ引退せず楽しそうに仕事をしている。我々はクラシック音楽を好み、二人で夜にネットでオペラやオーケストラのコンサートを見てあれこれ議論するのを楽しみとしている。お気に入りはモーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」やR.シュトラウスの「ばらの騎士」、ワーグナーの「ローエングリン」など。めぎは毎夏2週間ほどザルツブルク音楽祭に出かけ、うちのドイツ人も興味のある演目がある年には合流している。これはザルツブルク音楽祭会場前。
また、二人とも旅が好きで、時間とお金の融通が利く限り、自分たちで行けるところへ個人旅行を楽しみ続けている。これまでで最も印象に残っているのは、ルーマニアのデルタ地帯、トルコのジョージアとの国境付近、イタリアのかかと部分、ボルネオ(マレーシア領)、日本の恐山と津軽半島など。これはボルネオのコタキナバルのナイトマーケット。
そんなめぎとうちのドイツ人の暮らしを長年綴ってきたため、カテゴリーは旅の話と音楽祭の話が並ぶ。かなり独りよがりな話が多く、見所を紹介するのではなく自分が感じたことを綴っているだけである。ブログを書かないと日本語を使わない生活をしているため、日本語を忘れないようブログを書くことは日課と化している(普通は週末に一週間分の予約投稿をする)。
ブログに載せる写真を綺麗に撮れるようにカメラやレンズや撮影に多少凝るようになり、現在使っているカメラはニコンのZ6とZ50とZfcとCoolpix A。レンズは単焦点レンズを好んで使っている。と言っても作品撮りをしているわけではなく、あくまでブログの挿絵のようなイメージで撮っている。最もよく撮るものは、家の中の食卓や、うちのバルコニーとそこから見えるラインタワー。
どんな写真を撮っているかご紹介すると、ちょっと頑張って作品ぽく撮って運よくフォトコンテストで入賞したり企画に選ばれたりしたのは例えばこんな写真。
オーストリアのザルツカンマ―グートの登山鉄道にて
ドイツのアルテンアール地方のワイン用ブドウ畑にて
フランスのトロワにて
マレーシアのペナン島にて
ドイツのバイロイトにて
どのタイミングにするかまだ決めかねているのだが、3月末にはSSブログが消滅するので、その頃までにはSo-netブログ時代からSSブログまでずっと親しくブログを訪問し合ってしていた方々の一部がSeesaaブログに移行し、このブログを訪ねてきてくださるようになるものと思う。それまでは、SSブログに出すのと同じ記事をここでアップし、ひょっとしてSeesaaブログの中で訪問してコメントしてくださる方ができたらいいな、また新しい輪を広げて行ければいいな、皆様のブログを通して日本を感じて行ければいいな、と願っている。
この記事へのコメント
stellaria
めぎ
こちらこそ、訪問くださってありがとうございます。
これからもぜひのぞきに来てくださいね。
たいち