パリ北駅にて帰りのユーロスターに乗る。昔タリスという名前だった電車。
行きと同様、1等に乗り、ランチ付き。これ、見た目はイマイチだけど凄く手が込んでいてとっても美味しかった。トマトみたいなのは赤ビートで西洋ワサビのソースが敷いてある。ローストチキンにはその下に敷いてあったクリームソースが凄くあったし、黒っぽいヒラタケもいい味付けだったし、付け合わせのリンゴとキャベツのサラダも美味しくて。それに、なんと言っても右手前のDélice de Bourgogneというチーズとナツメヤシとカリンのジャムみたいなソースが最高に美味しかった。デザートのグレープフルーツのタルトはまあまあだが、それはめぎがそれほど甘いものが好きではないからだろう。
ちなみに1等は早割で片道135ユーロで購入。日本の新幹線のお値段を考えると、2万円ぐらいでゆったり1等で食事&アルコールの飲み物(ワインもシャンパンもある)付きで行けるなんて、凄く得した気分。直前だと190ユーロするようだ(約3万円)。
食後もシャンパンをお代わりして日曜日の午後の時間を楽しんだ。パリの楽しい記憶を反芻しながら。
パリは約14年ぶりだった。もちろん計画当初にうちのドイツ人に同行するか尋ねたけど、1月の寒いパリには行きたくないと即答。で、ここ3カ月ほどDuolingoでフランス語を集中特訓して準備。結果は結局ほとんど英語で過ごしたが、聞き取りに関してはオペラのフランス語が若干分かって嬉しかったし、ちょこっとでも分かるというのが凄く役に立った。Duolingo、侮れない。
電車はベルギーを通過し、ドイツに入り、ケルンに到着。
最後の30分は普通の快速で。でも、もともと持ってるドイツチケットに7ユーロぐらい追加で払って1等を使用。するとガラ空きなのでゆっくり座れて、混んでいる中で荷物に気をつけるというようなことをせずに済むので楽。日本で普通電車のグリーン車に乗るような感覚かな。
デュッセルドルフ中央駅からは普通のトラムに乗る。
勝手知ったるトラムの中。でも、なんか久しぶり感があって、新鮮。
そしていつもの景色。ただいま〜と感じつつ、妙に新鮮。物凄くリフレッシュしたのを感じる。
まだ明るいうちに帰って来られたのも良かった。そんなに疲れてなくて。パリで一日遊んで夜に帰ることも可能だけど、月曜日から仕事だし、オペラ見に行っただけなので他に用事もなく、見たいところも浮かばず、サクッと帰ったのだった。こうして気軽にパリまで行けるのは、ドイツの中でも西の端近くのデュッセルドルフに住んでいるから。今後もフランス語頑張ってザルツブルクみたいにもっと遊びに行こうかな、なんて思ったり。さあて、また頑張って働こう。
この記事へのコメント
kame
Baldhead1010
mm
Rinko
爛漫亭 ⭐︎⭐︎⭐︎
JUNKO
sheri
JUNKO
rino
stellaria
たいち
YAP
たしかにこの赤い車両はどこかの駅で見おぼえあります。
今はユーロスターになってるんですね。
思わずユーロスターの今の路線を検索してしまいました。
私が知ってるユーロスターは、ロンドン、パリ、ブリュッセルくらいまでだった記憶が。
食事がおいしいのはいいですね。
マリエ
Inatimy
最後に乗ったのはパリからオランダに引っ越した時。
時間帯は軽食でパルミエとかマカロン、サンドイッチくらいでした^^;。
今度乗る機会があったら、メインの食事が出る時間帯がいいなぁ。
engrid
お帰りなさい、また頑張って働こう、そんな気持ちになる旅でしたね
おと
向日葵
気軽に気楽にパリに行けるロケーション。
+フランス語もご堪能?(少しだけでも旅行ですもの。十分です)
でもそのパリで電車に乗る時「荷物に気を付けなければならない」
ってー。
すっかり忘れていました!!
ヨーロッパって日本の感覚で旅行しては「絶対にいけない!!」
って口酸っぱく言われていましたっけ。。
夢の狩人