3日目の夜、めぎたちは外のレストランへ。これは入口にあったクリスマスツリー。
レストランは階段を上がったところにある。ブルーモーメントの外を眺めながら、まずはチュニジアビールで乾杯。ドイツビールに慣れた舌にはかなり味が薄く感じるし、泡があっという間に無くなったのもあららという感じだが、十分美味しい。
チュニジアはイスラム国で、クリスマスもなければアルコールもご法度。ツリーを見たのは2日目のチュニスでの知り合いの若者とその父親との会食のときと、このときのみ。ビールを飲むのは外国人だけで、そこそこの高級レストランにしかアルコールはない。めぎたちが行ったのはAu Bon Vieux Tempsというレストランで、たぶん「古きよき時代」という意味だと思うのだが、最初のAu Bonが「オ・ボン」と発音するので、めぎは「おぼん」と呼んでいた。お盆をイメージして。
18時前だったので、まだガラガラ。
その後少しずつ席が埋まっていった。早く来たのは、空いているうちにゆっくり食べたいというのと、ひょっとしたら窓側の席が空いているかも、ということで。外は結構観光客がいるのでレストランも混むのかなと想像したけど、そうでもないな…このレストランは普通のチュニジア人には高級すぎるし(ドイツと比べると半額だが、普通のチュニジアの物価で考えると一桁違う)、外国人観光客はあまり来ない時期なのだろう。アフリカまで来てもドイツとさほど変わらない寒さだったし。
ウエイターさんは暇で、めぎたちがまだビールを飲み終わっていないうちに、もうワインも運んできた。
チュニジアワイン。チュニジアは、イスラムになる前からワインの栽培はあったらしい。
前菜に食べたのは、うちのドイツ人がsoupe d'orge au merouというスープ。ドイツ語にするとGerstensuppe mit Zackenbarschといい、ハタの仲間の魚の出汁に大麦の入ったスープで、大麦がおじやのようにかなりどろりとしていた。うちのドイツ人はこれが美味しくて、うちに帰ってから大麦の入ったスープを作っていた。レモンを絞り入れて食べる。へええ、と思うが、意外に美味しい。チュニジアはたいていのものにレモンをかけて食べる国だった。
めぎは2日目の若者とその父親との会食でチュニジア料理をたくさんご馳走された後遺症がまだあって、あまり冒険をせず、ツナのプレートというのを頼んだ。つまりはツナサラダのようなもの。味付けはいかにもチュニジア風で、何のハーブが入っているのかよく分からない。さっぱりとして美味しかった。
それからチュニジアワインをゆっくり頂きながら、メイン料理を待った。
続く。
この記事へのコメント
Baldhead1010
甘いです。
おぉ!次郎
YAP
ドイツのビールは飲み応えありますもんね。
前日のチュニジア料理にやられちゃったみたいですが、何事も量とか程度問題ですよね。
ぽこねん
JUNKO
たいち
かずのこ
kame
てんてん
夢の狩人
アルコールが御法度とは・・・。
おと
夜景が綺麗ですね~。ホテルのレストランと、どちらに軍配があがるでしょう♪
momo