水仙と最近の話

今日もめぎ家の近況を。

いつもチェックしていた通勤路の水仙が咲き出したのは3月6日のこと。
DSC_6107_001.JPG


おとさんがいるうちに一緒に見たかったなぁ…と思いながら撮影していた。デュッセルドルフに遊びに来てくれたおとさんがロンドンへお帰りになったのは3月3日のこと。
DSC_6108_001.JPG


3月9日の日曜日の散歩ではもうこんなに咲いていた。
DSC_4169_001.JPG


初々しいわね~
DSC_4173_001.JPG


これは3月13日。
DSC_6129_001.JPG


ちょっと寒くなったので、花が結構長もちしていた。
DSC_6139_001.JPG


暗くなってからの仕事帰りも、花が咲いていると楽しい。
DSC_6154_001.JPG


さて、日々仕事には何の不満もないめぎだが、先日ちょっとむむむと思うことがあった。この2月1日から給料がベースアップで5.5%上がったのだが、同時に健康保険料が大幅アップしたので、手取りがほんのちょっとだけど前より少なかったのだ。えぇぇ!?という現実…まあ健康保険料が高いおかげで病気になっても治療費も入院費も検査費も無料なのだが、それにしたって…ちなみにめぎの健康保険料は月に500ユーロぐらい。今の為替で8万円。これ、労使折半のめぎの支払い分で、同じ額を雇用主も払っているわけで、本当は16万円。凄いよね、この健康保険料。まあ、歳をとったら元を取るようにできているんだな、と、うちのドイツ人を見てて思うけど。毎月300ユーロ以上する注射も、500ユーロ前後するらしいMRIも、それで二次的に見つかった腎臓の石にまつわる一連のCTやらエコーやら血液やらの検査と診察も(これは最終的に7㎜の石が運よく自動的に排出されたので手術なしに事が済んだし、二次的に前立腺やらのがん検査も行われて健康が証明されてよかった)、大腸内視鏡検査もそこで見つかった4センチもあるポリープの除去に伴う一日の経過観察入院も、全て無料でできているのだ。歳取ってもそこだけは安心…ただ、良い医者に巡り合うまで、そしてアポイントが取れるまでがドイツではホント時間かかって大変なのだけど。

今、国家公務員の労使交渉中で(日本でいう春闘みたいなの)、8%上げろと言う労働者側と2%にしたい国側とで全く決着の目処が立っていない。それで何度も何度もストライキがあって、ゴミは一週間収集されなかったし、電車もバスも動かず、めぎは学校から何度かUberを使って帰宅した。普通のタクシーだと20ユーロ以上しちゃうところが、Uberだと8ユーロぐらいで、チップ込みで毎回10ユーロを払ったけど、これじゃタクシー使う人いなくなるよなぁ…Uberの運転手さんはイラン人とかジョージア人とか移民ばかりで(それはタクシーもそう)、これがそのうちにはロボットかAI運転に変わるのだろうし、移民の仕事って今後どうなるのかな、とも思った。その状況と比べたら、月に500ユーロもの健康保険料を払ってもちゃんと手取りのあるめぎは、同じ外国人としてホント幸せだ。だから文句言わないけど、でもここに書いちゃった…

これは3月18日の撮影。
DSC_6183_001.JPG


例によって、通勤に持って行けるサイズのコンデジで。APS-Cセンサーで35㎜換算28㎜の単焦点コンデジ。撮影がそれなりに楽しい。
DSC_6178_001.JPG


水仙はそろそろ終わりである。今年もやっぱり、作品にできるようなのは撮れずに終わる。まあ本腰を入れて撮っていないのだから当然だけど。

でも、このちょっとした通勤のひとときが楽しかった。
DSC_6201_001.JPG

この記事へのコメント

  • kame

    撮影はまず楽しいが一番。
    構図を考えボケ味を考えカメラの設定をして撮ってみて上手く撮れたら帰宅してもテンションは上がり調子。^^
    そんなのが毎日続けば良いなぁと毎回思うのでした。
    2025年03月25日 04:01
  • Baldhead1010

    今日は黄砂がひどいです。
    朝日に輝きがありません。
    2025年03月25日 06:28
  • mm

    そうそう↑今日は黄砂が酷いって・・・おまけに花粉も(><;
    健康保険料ってお高いですよね。わたくしは介護保険料だったか払っているけれど、健康保険料は夫頼み。もっともわたくし健康保険ってこのところほとんど使ってない。一生使わずに済むと良いな。
    2025年03月25日 06:36
  • 爛漫亭

    医療保険制度は国によって種々ですね。
    また、日本ではストライキというのが
    なくなりましたね。労働力不足と移民
    の受け入れは「国の形」を変えますね。
    2025年03月25日 09:02
  • たいち

    niceです。
    2025年03月25日 11:08
  • JUNKO

    水仙きれいですね。私も現職時代大変な保険料払っていましたけど高齢になって思わぬ手術をしたリ通院が多くなると十分支払っともとは取った気がします。健康な人には損な話ですが。
    2025年03月25日 12:41
  • ぽこねん

    給与天引じゃなくなり自分で納める健康保険料は一層高く感じるけれど、それは私の意識が低かったせいなのかもしれない。なるべく健康でいたいな⭐︎
    少し頭が重そうな水仙も可愛いですね。
    2025年03月25日 19:58
  • Inatimy

    水仙、綺麗に咲いてますね。光を浴びて生き生き。
    特に3枚目の写真が好みです^^。
    病院行って検査するだけでも疲れるから、
    日本でお馴染みのように帰りに精算窓口に寄って、
    また待って支払いをする、なんて必要がないのは気分的にも楽かも。
    2025年03月25日 20:20
  • jetstream

    通勤時の水仙、爽やかな気分になりますね。
    ドイツの健康保険料は高いですね。でも、社会インフラがしっかりしていること、健康であるのが何よりのように思えます。
    2025年03月25日 21:08
  • YAP

    日本の給与事情も似たようなものです。
    インフレを許さない国民性のために給与アップは春闘交渉でもわずかのみ。
    それよりも社会保険料の上昇の方が大きいので、ここ何年も可処分所得は下がる一方です。
    昨年くらいからようやく世界で取り残されていることに気づいた政府の大号令で、大きな企業は大幅なベースアップをするようになりましたが、どちらかというとずっと減っている若年層を他社に取られないよう、その恩恵は若者優先で、おじさん世代はほとんど影響なし。
    社会保険料高くても、医療の自己負担は高齢者も増やそうという話もありますし、超高齢化で生きていくのがやっとの人ばかりの社会になりそうで怖いです。
    2025年03月25日 22:34
  • 夢の狩人

    医療制度は国によって様々。
    保険料が高いが医療費が全て無料というのは魅力です。
    日本の制度に文句を言うつもりもないですが
    定年をつり上げて高齢者からも医療費を取るのって
    どうかと思います・・・。
    2025年03月25日 23:05
  • momo

    (*^_^*)b
    2025年03月28日 09:03
めぎのブログでは、メールアドレスとホームページは未記入でもOKです。ホームページアドレスを記入していただけたらこちらから時間を見て訪問いたしますが、Seesaaのデフォルトで国外からのコメントを受け付けないようになっていて、その設定のままの方にはめぎは残念ながらコメントできない状況であることをご了承願います。