オペラとバレエを見に行ったパリで、2時間半の朝食ツアーに参加しためぎ。ここは、これは先日もお見せした写真だが、ルーブルの近くから2時間ほど歩いて到達したナイル通りという小さな通り。
そこでめぎの目を一気に惹きつけたもの。
ウニ!
牡蠣!!
見ていたら、このおじさんに(おじさんと言ってもめぎより若いけど)牡蠣を12個と言って開けてもらって買っていった人がいた。なるほど、開けてもらえるのか…それはめぎ、欲しいなぁ。
ああ、パリ、いいなぁ…帆立も殻付きで買えちゃうんだもんなぁ。デュッセルドルフでも卸売りの市場に行けば帆立て貝が手に入るけど、むき身でしかも白い部分だけ。でも北海道出身のめぎとしては、こんな風に全部ほしい。いいないいな。でも流石に今回帆立を調理する暇はないな…
どうしようかな、と考えていたら、また買って行く人が。うん、めぎも買うぞ!
で、おじさんに英語で牡蠣6つとウニ2つほしい、開けてくれる?と言ってみたら、そのおじさん、いつ食べるのか?とフランス語で聞き返し、めぎが今晩、と言ったらおじさん、フランス語で何か説明し出し、ダメだという。でも、英語では説明できないって…でも、どうしてダメなのかめぎには分からず、むむむむ…すると、おじさんがそこを通りかかった荷物運搬のチュニジア系の若者に英語できる?と聞き、その若者が超ブロークンだけど…と言って間に立って通訳してくれた。たしかにめぎのフランス語顔負けの超ブロークンな英語だったけど、なんでも、今開けたら夜まで鮮度が持たないからダメなのだという。ああ~なるほど~とめぎがリアクションしたら、ウィウィ!とおじさん。で、めぎはもちろん夜に食べるつもりだったけど、じゃお昼にすぐ食べるから、と言って購入させてもらった。3時までには絶対食べてね、と約束(このとき12時29分)。若者は何とか通訳の大役を果たし大満足。めぎもおじさんも大満足。こういうとき、うちのドイツ人がいれば直接フランス語で流暢に(多分外国人労働者のこのおじさんよりうまく)話せるので便利だけど、こうやってサバイバルで自分でなんとか達成できるのって、すっごく楽しくて思い出に残るわね。オペラとバレエもホントよかったが、ここナイル通りのこの思い出がめぎにとって今回のパリで最も印象に残っている。
で、奥で開けて…
しっかりパッキングしてくれた。ちょっとパッキングが立派過ぎてエコにはよくないけど、でも有り難いことだ。保冷材はない。牡蠣6つとウニ2つで18ユーロ80セントだった。
朝食ツアーはそろそろ終わりだけど、ここから宿までは歩いて20分はかかる。寒い日で良かった…
この記事へのコメント
kame
Baldhead1010
ぽこねん
無事^ ^買えてよかったです
めぎさんのワクワク感が伝わりました。
もん
たいち
JUNKO
stellaria
もとこ
色々な意味で楽しいパリでしたでしょう?
こちらでは帆立もウニも牡蛎もお店にはありますが、家の台所には出現しないんですよね、どういう訳か・・・(>_<)
angie17
すごく信用できるお店ですね!
どんな風に召し上ったのか写真が見たいです~。
Inatimy
買えなかったな・・・。
物価が高くて、家賃、公共料金、日用雑貨など生活全般にかかる費用が
今いる地の1.5〜2倍近くだったから^^;。
YAP
自分の思いが伝わったときのうれしさといったら。
一方、仕事だとなかなか言いたいことを理解してもらえず、こっちも「ちょっとニュアンスが違うんだよなあ」ということはわかっているけど、そういう言い回しや単語しか知らなかったりして、ストレスです。
牡蠣とか、やっぱりお店としては食あたりが怖いんでしょうね。
そちらにも、ノロウイルスって普通にありますよね?
日本でも二枚貝でやられるというのはよく聞くので。
夢の狩人
普段、料理しない私でもいろいろ考えちゃいます・・・。
momo
おと