滞在3日目の晩、外のレストランに行った日のこと。
メインが運ばれてきた。めぎはこの日あまり冒険したくなくて、魚介スパゲティを。チュニジアはフランスの植民地だったのでフランス料理が多いけど、同時にイタリアにものすごく近いのでイタリア系の料理も結構ある。十分アルデンテで美味しかった。
うちのドイツ人はチュニジア料理を。これはイカの詰め物。ハリサの量が少なめでうちのドイツ人にも食べられる辛さであるところが、ここが外国人向けのレストランである証拠だけど、これ、ものすごく美味しかったらしい。2日目の昼に知り合いの若者とその父親にギブアップするほど前に積まれてもうしばらく食べたくないと思ったクスクスも、この程度の量なので美味しく食べられた。
食べ終わってからThibarineというチュニジアのナツメヤシのリキュールを飲んだのだけど、撮り忘れ。
〆てこの日のお会計は219チュニジアディナール。二人で約73ユーロ。このレベルの食事としては、ドイツの3分の1の値段だ。平均所得が額面で1283~4816チュニジアディナールの間だということなので(このアバウトな「間」という説明がイマイチよく分からないが)、この前半の収入だったら二人で219チュニジアディナールというのは相当高級な食事ということとなる。しかし、めぎにとっては痛くもかゆくもない。チュニジアにもめぎよりずっとずっとお金持ちの人たちがいるが、それは横に置いといて、一般人として生まれて、生まれた国によって(働いている国によって)こんなにも差があるというのは、本当に理不尽なことだ。
このレストランには著名人がよく訪れるとのことで、階段にたくさんの写真がかけてあった。
ね、いっぱい。
タイルも素敵だが、鉄格子も素敵。
ここが入り口。
見上げると、さっきまでめぎたちが座っていた席に、近くに座っていた男性カップルが移動していた。ロマンチックな食事を楽しんでね。
外はすっかり暗くなっていた。
このときまだ19時半にもなっていなかったが、この日はこれで宿に戻った。
この記事へのコメント
kame
Baldhead1010
大雨で、各地の山火事が消えることを願っています。
mm
JUNKO
ぽこねん
たいち
ずん♪
いい感じのレストランですね。
nice!です。
ずん♪
他の方のホームページアドレスを書き込んでしまいました。
先ほどのコメントを削除してもらえると助かります。
お手数をお掛けします。
Inatimy
他の国にもイカの詰め物の料理があるから、食べ比べも面白そうな。
YAP
そんな中、ドイツ人さんは果敢に挑んだんですね。
しかも、かなりおいしそう!
ドイツの今の物価水準ではそうお高くもないみたいですが、日本円に換算しての相場ですと、チュニジア人ほどではなくともかなり高級な価格帯になり、いつもながら日本の弱さを感じます。
生まれた国によっての理不尽さは、生活水準の差で感じるということもありますが、なんといっても戦争に巻き込まれる国かどうかというのが一番ではないかと思います。
どんな生活も、一瞬で全て壊されてしまいますから。
夢の狩人
Good なお店ですね!
流石に外は外国といった感じがします。
jetstream
momo
ちょろっとぶぅ
ぶぅたんには考えられないじかん(^∞^;
おと
イカの詰め物、何が入っているのかな。どんな味かな、香辛料たっぷりなソースなのかなぁと想像しています^^