銅像を写す

今日は日曜日の散歩で写した写真から。途中に断りがなければ、この日のカメラとレンズはZ6と105mmF2.8のマクロレンズ。

6月22日の日曜日、いつも10時から散歩に出かけるのを9時から出かけることにした。少しでも涼しい時間に、という気持ちと、右奥に見えている銅像に光が当たっている時間に行きたいということで。いつもそばのビルや木々の影になっていたのだ。
DSC_0755_001.JPG


いつもの散歩道にあるこの像は、Sandalenbinderin(サンダルの紐を結んでいる女の子)というタイトルで、August Krausによる1901年作。彼については日本語のWikiepdiaをどうぞ。
DSC_0211_001.JPG


この日、うちのドイツ人がこの銅像を写したいと言って、彼の古いカメラを持ち出した。ニコンのD50というAPS-Cセンサーの一眼レフ。2005年発売なので、もう20年前のカメラだ。レンズは当時写りが素晴らしいということで大人気だった18-200㎜の便利超望遠ズーム。うちのドイツ人はこのセットをこよなく愛していて、この写りが今でも十分通用すると思っている。デジタルカメラはこの頃既に頂点に達し、撮れる写真は今のと大差ないと言うのだ。
DSC_0508_001.JPG


たしかに、D50の写真、悪くない。(下の2枚はうちのドイツ人による撮影)
DSC_1255_001.JPG
DSC_1244_001.JPG


でも、この日はあまり光が当たっていなかったので、その次の週には朝7時から出かけることにした。

で、6月29日。朝の光が綺麗。これはめぎのZ6での撮影。
DSC_0776_001.JPG


そのトリミング。
DSC_0776_001_01.JPG


うちのドイツ人のD50での撮影。
DSC_1273_001.JPG


そのトリミング。
DSC_1273_001_01.JPG


7年前のカメラ(Z6は2018年発売)と20年前のカメラ、フルサイズとAPS-C、単焦点マクロレンズと超望遠ズーム、という全く比較にならない比較なのだけど、単純に撮れた写真が好みかどうかと問われたら、みなさまはどうかしら。写真って、見る人にとってはどのカメラとレンズで撮ったかなんてハッキリ言えばどうでも良くて、その写真が綺麗かどうか、写っているものに感動するかしないか、重要なのはそれだけである。ものすごく解像しているZ6の写りってスッキリしててシャープでめぎ的に凄く満足だけど、D50の優しい雰囲気も悪くない。ひょっとすると、心に残る写真を撮るという意味では本当にD50で十分なのかもしれない。

で、肝心の銅像だが…(この写真はD50での撮影)
DSC_1276_001.JPG


この2枚はめぎのZ6で。
DSC_0822_001.JPG
DSC_0827_001.JPG


次の2枚はうちのドイツ人のD50で。
DSC_1279_001.JPG
DSC_1280_001.JPG


銅像を物撮りするのなら、F2.8のボケなど要らない。Wikipediaやカタログに載せる写真を撮るとしたら、きっと三脚据えてF値を上げて撮るか、あちこちにピントを合わせた写真を何枚も撮って合成するのだろう。どういう写真を撮りたいかによってどのレンズを使うかも変わるけど、うちのドイツ人はやっぱり自分の撮ったものの方が良い写真だと感じているようだ。うちのドイツ人はこの銅像が好きなので、どう撮りたいかも明確にイメージがあって、それに向けて一生懸命試行錯誤していたから、やっぱり被写体への愛情度が違うんだろうな。

銅像じゃないけど、めぎだったらこうは撮らないな、彼はこう見ていたんだ、この雰囲気斬新だなぁ、と思ったうちのドイツ人のD50での写真。
DSC_1233_001.JPG


それから、同じ被写体の色合いがかなり違ってて面白かった。これがZ6で…
DSC_0856_001.JPG


これがD50。
DSC_1291_001.JPG


そのトリミング。これがZ6で…
DSC_0856_001_02.JPG


これがD50。
DSC_1291_001_01.JPG


Z50とD50(どちらもAPS-C)を比べてみたらもっと面白いかもね。でも、Zマウントの18-200㎜は持ってないからなぁ。いや、そんな比較より、やっぱり自分が好きなカメラとレンズで撮りたいものを撮りたいように撮って、その撮りたかった心がみんなに伝わるような写真が撮れるようになることこそが重要なのよね。

この記事へのコメント

  • Baldhead1010

    日の当たり具合、影がポイントですね。
    2025年07月05日 06:29
  • YAP

    写真って、けっきょくそこですよね。
    私も新しいミラーレスとか、マウントが変わって自分のカメラに使える新しいレンズがもう出ないんだろうなと思うと、買い替えたくなるのですが、今の自分の撮れているものに不満があるかというと、全くないんですよねえ。
    で、けっきょくずっとこのまま使うのかなあ。
    レフ機だと電池の持ちもいいし。
    2025年07月05日 07:14
  • mm

    銅像のお写真はドイツ人さんのお写真の方がわたくし好み。
    特に最後の全体像のお写真が好き。
    2025年07月05日 07:17
  • ぽこねん

    Z6の色合いが好みです
    そして鴨の後ろ姿写真^^確かに斬新な感じです。
    2025年07月05日 14:01
  • 八犬伝

    私も、そう思います。
    道具じゃないですね
    何に心が動いたか
    そこですよね。
    2025年07月05日 14:01
  • テリー

    ミラーレスが、色々発売されていますが、デジタル一眼レフ、そのレンズも安く手に入りますので、
    色々試しをして、気に入ったものを使うのがいいですね。
    それぞれのメーカー、いい所がありますね。
    ニコンは、D70S,D200,D300,D500と使いました。
    ミラーレスは、Canon, ソニーを使っていますが、これ以上増やさないように、固く決意しています。
    2025年07月05日 14:53
  • JUNKO

    こうやって色々比較してみるのも面白いと思いますよ。私は撮った写真を現像して自分の好みの写真に仕上げていくことがいましていることです。
    2025年07月05日 15:55
  • Inatimy

    カメラのことは私にはよく分からなくて、撮った人がどんな風なものの見方をしていて、それに共感したり、新たな気づきをもらったり。
    いいなと思ったのは、カナダガンの上にある銅像の写真。像の女の子の表情もよく分かるし、その視線の先に結んでいる手元があるのが、銅像のタイトルにピッタリな感じで。
    2025年07月05日 16:15
  • sana

    写真を比較するのも、面白いものですね。究極には好みなんでしょうけど。
    サンダルの紐を結んでいる女の子の像がとても素敵です。
    ドイツ人様の写真は、この雰囲気やポーズの面白さは出ている印象あります。
    顔の写真などでは、どの写真も同じぐらいいいと思います^^
    鴨が無効を向いている写真は、斬新ですね^^
    2025年07月05日 18:26
  • 夢の狩人

    うちのD7100というAPS-C機
    今も現役でレンズは同じ18-200mmです。
    2025年07月05日 19:51
  • てんてん

    (# ̄  ̄)σ・・・Nice‼です♪
    2025年07月05日 21:44
  • おと

    ドイツ人さんの、前から少し見上げるようにした像の写真、今にも動き出しそうで、素敵です。写真って、好きなものを好きなように撮ると、その人らしさが出ますよね^^♪
    2025年07月07日 20:24
めぎのブログでは、メールアドレスとホームページは未記入でもOKです。ホームページアドレスを記入していただけたらこちらから時間を見て訪問いたしますが、Seesaaのデフォルトで国外からのコメントを受け付けないようになっていて、その設定のままの方にはめぎは残念ながらコメントできない状況であることをご了承願います。